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愛里の恋  作者: 夢僮亜樹
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愛里の部屋

――――愛里の部屋


今日の事。。。。梶先輩のキスの事思い出すと、やっぱり、涙がでる。。。。

私はクッションをギュっと抱きしめた。


。。。。。。。。高橋先輩、やさしかったな。


でもさ!高橋先輩は、梶先輩に彼女いてるの知っていて、黙ってるなんて、ひどい!

私が幸せそうに笑っているから?

それを言うのは卑怯な気がしたんだ?

訳わかんない!

こっそり、教えてくれてもいいじゃない!


。。。。。梶先輩だって彼女がいてるのに、私になんかに

優しくしなくていいじゃないの!

期待しちゃってたじゃない。。。。。。


コンコン


「愛里、ホットココア入れてきたわよ。飲む?」

愛里のママが心配して来てくれた。

「ママでよかったら、話聞くわよ。」


「ママ。高橋先輩と同じこと言う。。。。」

「ココア持ってきてくれるとこまでそっくり。」


「あら、いい先輩がいるのね。」


私は、今日あったことをママに話した。


「そうなのね。まず、梶先輩のことからだけど、愛里と仲良くなる前から彼女いたのかしら?」

「えっ?」

「愛里と仲良くなった後に彼女が出来たとしたら、愛里に対する態度変えるのってへんじゃない?」

「ましてや、愛里が告白したわけじゃないのに、彼女出来たって報告するのもおかしいわよね。」


「そりゃ、そうだけど。。。。。」


「高橋先輩は、優しい人よね。愛里は嫌ってたけど(笑)」

「高橋先輩が、梶先輩に彼女いることいわなかった気持ちわかるわ。」


「どうして、言ってくれなかったの?!」


「それは、自分で確かめなさい。」


「ママ!」


「ココア飲んだら、寝なさいね。」

そう言って、ママは部屋を出て行った。


その日の夜は、夢の中でも高橋先輩がココア持ってきてくれて、私はあたたかい気持ちになった。

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