【補足1】登場人物①
イラストあります。(書き手のイラスト見たくない人はそっと閉じてね)
【主人公】
・クリスティン・カスティル(0→6→12→16):カスティル男爵の長女。死産であったが、リディアの魂を移され、生きている。8月末生まれ。
【ヒーロー】
・ライアン・ストラザーン(2→18):オーランドと同じぐらい魔力を要する、スタージェス公爵候補の一人。青い髪。王家の印は飛竜。
【サブヒロイン&サブヒーロー】
・リディア(20):魅了の魔女として、古代神殿で断首される予定であったが、クリスティンを助けて亡くなる。
・オーランド・グランフィアン(20→36):自由な聖騎士として国中を渡り歩いている。王都では、クリスティンの後見人でもある。王家の印は土竜。
【カスティル男爵家】(年齢はだいたいの数字)
・ジョン・カスティル(24→40):父
・ヘザー・カスティル(21→37):母
・ロイ・カスティル(4→10→14):長男
・ケイト・カスティル(0→6→10):次女
・エマ・カスティル(4→8):三女
・マーク・カスティル(2→6):次男
・アン・カスティル(0):四女
・ピーター・カスティル(0):三男
【裏話、短編版と違うライアンの性格】
物語を練る過程でライアンの表出する性格が変わりました。
長編版は素直でまっすぐな性格。
三男にして長男という裏設定は短編版からあって、その設定による生育環境を想定して、短編版の性格ができあがっていたんです。
ところが、長編版は背景は同じ(二歳ぐらいで母親を亡くしてて、母の記憶がないと考えていたのが短編。長編では物心つく前に母親を亡くし、記憶はないという感じ)なんだけど、
養育にネイサンが関わり、頻繁に騎士の大人たちに可愛がってもらっていたことになったので、末っ子っぽい人懐っこさを備えた、しっかりしたお兄ちゃんになってしまったのです。
そのわりに良い性格もしていて、茶目っ気も付随して、優秀な割に変なところで抜けてもいるという、大人と子どもの丁度真ん中あたりの(作者的には楽しい)性格になりました。
長編版のライアンはこんな感じ。
イラストです(見たくない人はさよならしてね)↓
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短編版はとげとげしい内面を隠した、大人の前では猫被ったいい子になるタイプ。家庭環境が恵まれなくて、裏と表で顔が違う性格悪いのが短編版。ラストでクリスティンの家にいたのは、家から逃げていたからという裏設定もあったのですよ。