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忘却少女と友人A

作者: 八津咲 薩人

なんとなく深夜のノリで書きました、色々至らぬ点があると思いますがないとぞご容赦ください。


私は寝るのが嫌いです、だって寝たら全部忘れてしまうから。


私はいつも寝る前に日記を付けます、文字にすれば無くなることはありませんし、それを見ればある程度人との関係性など理解できますから、だから私は起きたら毎日日記を見るんです。


しかし不思議なことにその日記には最初から毎日ずっと出てくる人がいるのです、しかし彼の名前は分かりません、なぜなら彼は自分の事をAと名乗るからです、だから日記にもAとしか書かれませんし書けません。


そして私にとっては初めてのことですが、今日も


「やあ忘却少女迎えに来たよ」


彼はやって来ました、どうやら彼は私を忘却少女と呼んでいるようです、何故でしょうか?


「貴方は誰ですか?」


きっと彼がAなのでしょうがそれでも一様確認します、違う人だったら困るので。


「ああそうだよ、てことは今日もしっかり日記は読んだんだねそれは良かった。」


きっといつもこの質問をしているのでしょう彼は慣れたように笑顔でそう答えました。


「じゃあ行こうか学校、学校までは僕が案内しないと行けないしね。」


そう言って彼は歩き出しました、私は彼についていきます、なぜなら私は日記に書かれてないので学校への行き方を知らないからです、いつも彼が案内するので書く必要がないからでしょうか?


「忘却少女機能はよく眠れたかい?」

「分かりませんが、疲れが残ってない以上きっとしっかり寝たのでしょう。」

「そうかいなら良かったよ。」


そのような会話をしながら私達は学校まで歩いていきました、学校につき私を私のクラスまで送ると彼は自分のクラスへと向かっていきました、彼とは違うクラスなのですね、知りませんでした。


教室に入るとまあある意味予想通りでしたが、誰も私に話しかけて来ません、まあ当然でしょう毎日記憶が無くなる人間に関わりたいと思う人なんてそういません、それこそ彼くらいでしょう。


授業に関しては問題ありませんでした、学校への行き道さえ忘れているのに何故かそう言う知識は残ってましたから、不思議です、しかし先生さえも露骨に私と関わらないようにしてましたがあれは教育者としてどうなのでしょう?まあ仕方ありませんが。


さて、昼休みになりましたがAは私のところにやって来て一緒に昼ご飯を食べようと誘って来ました、まあ授業の間の休み時間も毎回来てたので、予想通りといえば予想通りですが。


彼に案内され食堂にやって来ました食券はあらかじめ彼が買っといてくれたようです、お金を払うと言ったのですが、彼は昨日君からもらってるから大丈夫だよと言って受け取ってくれませんでした、本当か嘘か分からないからどうしようもありません。


私は昼食を食べながら彼に気になった事を聞くことにしました。


「貴方はどうして私に構うのですかA?別に他の人みたいにほっておいてもいいでしょうに。」


私がそう聞くと彼は笑いながらこう答えました。


「なんてったって友達だからね君とは、君がそうなる前から友達だったんだよ。」


私はそれを聞いてなんだか申し訳ない気持ちになりました、そして私が思わず謝ると彼は


「気にしないでいいよ別に君が悪いせいじゃないんだしさ、むしろ…嫌なんでもない」


彼は一瞬悲しそうな顔をしましたがすぐ笑顔に戻しながらそう答えました、それからは適当に喋って昼休みの終わりまで過ごしました。


学校が終わるまでは授業が終わるたびに彼が来て話して授業を受けての繰り返しでした。


そして学校が終わると彼は私を教室まで迎えに来ましたまあ彼がいないと私は帰り道を知らないので帰れないので困るのですが。


まあその後は特に何もなく駄弁りながら家まで帰り、彼と別れました。


そして家に帰って母親らしい人に一応おかえりと言いました、まあ礼儀みたいなものです、彼女はおかえりと返してくれましたが、どうしても彼女が家族だとは思えなくて、私は部屋に駆け込みました、正直言いますと少し怖かったのです、家族を家族と思えないのが。


しばらくは一人でゴロゴロとしてました、私には特別処置で特に宿題なども出ないらしく、また特に復習などをする必要もなかったですし、しかし私はだんだんと寂しくなってしまい、若しかしたら迷惑かもしれないと思いつつも、Aに電話をかけました。


「どうしたんだい忘却少女?もしかして寂しくなったのかい?」


電話に出ると彼は初めにそう言いました本当は図星でしたが、なんとなく認めるのはしゃくなので私は、そんなことはないと返しました。


「そうかいそうかいまあ君がそういうならそういうことにしておいてあげよう。」


なんだかそんな風に言われると見透かされてるみたいでしたがまあ若しかしたら長く付き合って来た彼からしたら私の考えなんてお見通しなのかもしれません。


それから1時間くらいでしょうか?私は彼と電話で話し続けました、彼と話していると不思議と幸せな気分になって来ました、最後は彼が彼の母親でしょうか?に呼ばれたことで電話が終わりました。


それが終わった後はまた少し寂しい気持ちになった以外は特になく、夕食を食べ、お風呂に入り寝るだけになりました。


今日のことを思い出しながら日記を付けていると、殆どAのことしか書いてなくて驚きました、まあ前日のとかを見ると前日の日記もそんな感じだったんですが。


日記を書き終わる直前にふと気になりAにまた電話をかけました。


「どうしたんだい忘却少女?いつもはこんな時にはかけて来ないけど?」


彼はそう言って電話に出ましたどうやら私は帰ったらいつも彼に電話をかけていたようです、まあそんなことはさておき私は彼にきっと答えてくれないと思いながらもこう聞きました。


「貴方の名前ってなんなんですか?」


そう聞くと彼は予想通りこう答えました。


「それは内緒だよ、君が記憶を忘れないようになったら教えてあげるよ忘却少女、用事はそれだけかい?」


私はそれを肯定して電話を切った。


しばらくして日記を書き終わり、私がベットの上で今日のことを思い出しながら横になっていると、眠気が突然襲って来た、そう言えば日記の最初のページに深夜0時になると足と関係なく眠ってしまうって書いてあったっけ?嫌だな、Aのこと忘れたくないな、そんなことを思い涙を流しながら私は眠りについた。



目を覚ますと私は取り敢えず日記を見た、記憶がない以上頼れるのは日記だけだから、しかし日記を見ていて思ったのだがこのAって人に迷惑かけっぱなしですね、まあ他に頼れる人もいませんし今日もお世話になりましょうかね。






僕には大好きな少女がいる。


彼女の名前は言えないけどまあその少女と僕はいわゆる幼馴染ってやつだ、しかしその少女は毎日記憶を忘れてしまう、まあ僕が事故にあってしまった時彼女が僕を庇い脳に障害を負ったせいなのだけど。


だから僕は今日もその少女と仲良くして助ける、負い目はもちろんある、彼女を治すために脳の研究をするため勉強もしてる、僕のせいで負った障害なんだから治すのは僕の役目だろう。


まあきっと治ったら僕はお役御免だろうし、僕も彼女の前から帰るつもりだけど、治るまでは僕が責任持って世話しないとね。


じゃあ今日も彼女に会いに行こうかな

どうでしたでか?万一評価良かったら続編書こうと思ってたら思わなかったり

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