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作者: 東雲 朱四

白い壁に

たくさんの本

どんどんどんどん増えていく


黒い心に

私の涙も

どんどんどんどん流れてく


言葉が伝わらなかったのか

とどかなかったからからなのか


足元にたくさん落ちていた


言いたい気持ちも言えない気持ちに

どんどんどんどん変わってく


だけどたくさん生まれてたまって

どんどんどんどん溢れてく


青い表紙に

真っ赤な言葉が

つらつらつらつら書かれてく


黄色い笑顔に

出さない表情

ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ混ざってく


きっと明日も明後日も

今日がずっと続くだろう


きっと私はとぼとぼとぼとぼ

ひとりで道を歩くだろう


赤い夕日が黒い心を染めていく

白い星が青い表紙を染めていく


言えない気持ちも言える気持ちに

だんだんだんだん変わってく


落ちてた言葉も君に向かって

どんどんどんどん進んでく


きっと私も前を向いて

だんだんだんだん笑えてくだろう

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