06 魔王城に一時帰還します!
読んでくださってる方、ありがとうございます!
バイトの前に書けたので投稿します!
「なあ、魔王」
「ん、何じゃ?」
「魔王城はDPに変換とかできないのか?」
「できないに決まっておろう!馬鹿なのか!?」
「それは、システム上の話か?
それとも、お前の都合上の話か?」
「ワシの都合じゃ!」
「もし、DPに変換したらどのくらいになるんだ?」
「1億DPくらいかの?」
「そうか・・・なるほど」
「ダメじゃぞ!?絶対に魔王城は渡さんぞ!」
「なあ、魔王。
命と城、どっちが大事だ?」
「どっちもじゃ!」
「答えてねえだろ!」
「城じゃ!」
「嘘つけ!」
「この話はやめるのじゃ!」
「なぁ、魔王」
「何じゃ!」
「お腹減ったな」
「魔王城に行けば、
ごはんは自動で出てくるのじゃ!」ドヤッ
「何と!?」
「食べに行くかの?」
「でも、このままじゃ、
ダンジョンコアとかむき出しだし・・・」
「大丈夫じゃ!
こんなところに来るやるなど、
そうそうおらんのじゃ!」
「それもそうだな!
”腹が空いては戦はできぬ”ってやつだな!」
「そうじゃ!”腹が鳴っては戦はふぬぬ”なのじゃ!」
ああ、魔王ってバカだな。
「それでは、テレポートじゃ!」
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「やっぱりここはでっかいな」
「そうじゃろ?そうじゃろう?」むふふ
「で、どこで飯が食えるんだ?」
「ついて参れ」
「ははー」畏まり
てくてく
てくてく
てくてく
てくてく
「なあ、魔王?」
「何じゃ?」汗
「お前、まさか・・・」
「迷ってなどおらぬぞ!」
「だよな?ははは」
てくてく
てくてく
てくてく
・・・・
「なあ、魔王?」
「・・・・」
「おい!」
「・・・・」
「さっきも似たようなとこ通らなかったか?」
「・・・・」
「やっぱり迷って・・・」
「バカをいう出ない!
ワシが自分の城で迷うなどと!」
「だよな!ははは」
てくてく
てくてく
てくてく
てくてく
・・・・
「落ち着いて聞くのじゃ」
「何だ?」
「歩くのに疲れたから、
テレポートで行ってよいかの?」
はぁ・・・
「そうだな、俺もいい加減腹減ったし。
魔王城探検は楽しかったぞ?」
「そうかの!
あえて遠回りしたかいがあったわい!
よし、テレポート!」
ふう、やっと飯が食えそうだ・・・
ステータス
名 和也
種族 人間
称号 魔王の使い魔
レベル 1
歳 16
HP 10/10
MP 10/10
力 20
守り 20
魔力 20
素早さ 10
賢さ 1000
運 1000
スキル なし
現在のダンジョン
コア 赤
・DP 150
バイトの後も投稿するかもです!