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13 スライムを召喚してみた

読んでくださってる方、ありがとうございます!

かん!、かん!、かん!


かん!、かん!、かん!


かん!、かん!、かん!






『岩屑が多いようです。撤去しますか?』

 ・YES←

 ・NO


『どのように撤去しますか?』

 ・ダンジョンボックス

 ・一か所に収集

 ・外に廃棄



ん?

「なあ、魔王」


「なんじゃ?」


「ダンジョンボックスって何だ?」


「ああ、ダンジョン管理者専用の

 アイテムボックスみたいなものじゃ。」


「どのくらいの容量だ?」


「ん?ダンジョンボックスが

 満杯になったという話を聞いたことがないからのぅ。

 おそらく、沢山じゃ!」


いつも通り、答えになっていない。

まあ、いい。

俺は岩屑をダンジョンボックスに入れた。




かん!、かん!、かん!


かん!、かん!、かん!


かん!、かん!、かん!




「なあ、魔王」


「ん?なんじゃ?」


「だいぶ広くなったが、これじゃあ、やっぱり

 ダンジョンって言うより洞窟だぞ?」


「まあ、手作りじゃしのう・・・」


「あ、そうだ!」


俺はメニュー画面から、

召喚を選択すると


スライム 消費DP 5←

『召喚しますか?』

 ・YES←

 ・NO






魔物 スライム

ランク G

レベル 1

HP 3/3

MP 6/6

力  5

守り 4

魔力 5

素早さ 3

賢さ 2

運  2

スキル 吸収 消化 打撃ダメージ半減




ぷよよん


おお、魔物ってのは

案外かわいいものだな。


こいつも魔王より賢いだと?

はぁ・・・。

もう触れないことにしよう。


「おい、スライム」


ぷよぷよ?


「この洞窟を

 凹凸のないダンジョンにしてくれ」


ぷよぷよ


ぶしゅーー

ぶしゅーー


おお、なかなか働き者だな

・・・っておい!


「ぐぎ!?ぐぎいいい!!」ジタバタ


「おいスライム!」


ぷよよん?


「動いてるやつは消化しなくていい」


ぷよぷよ


「ゴブリン、大丈夫か?」


「ぐぎ!」


「そうか、じゃあ頑張ってくれよ」


「おい、魔王」


「すぴー、すぴー」


「おい、ステラ?」


「はーい!ご主人様!」とてとて


作業を中断してステラがダンジョンの

奥の方から走ってきた。


「お前は、働き者だな。

 少し休んでもいいんだぞ?」


なでなで


「ひゃわわ//

だ、大丈夫です!

 私、元気になりました!」


「ん?まあ、確かに最初の頃よりは、

 だいぶ血色も良くなったしな」うんうん


なでなで


「そ、そういうことではなくて・・・ボソッ」


「ん?何を言っている?」


「い、いえ、何でもありません!」タッタッタ


ん?何だったんだ?


「ぐぎ!?ぐぎゃあああ!」


「おい、スライム!」


ぷよよん?

 

はあ・・・

俺の部下には碌なやつがいない。

ステラがあと10人いればなぁ・・・












ステータス

名  和也

種族 人間

称号 魔王の使い魔

レベル 1

歳  16

HP 10/10

MP 10/10

力  20

守り 20

魔力 20

素早さ 10

賢さ 1000

運  1000

スキル なし







現在のダンジョン

 コア 赤

・DP 135

・魔物 

  ゴブリン×1 スライム×1




お風呂の話はなくしました。

話が進まないので・・・


要望があれば、番外編で書きたいと思います!

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