不承転生者の魔法学園生活
大好きなアーティストのライブチケットに当選し、幸せ絶頂だった普通のOL・小野塚麻衣。
人生も最高潮だったのに……彼女は不慮の投身自殺に巻き込まれ、即死。
そして、いわゆる「異世界転生」してしまう。
しかし元の世界への未練もたっぷり残した彼女の記憶は、女神達に消去されることも拒絶するほどに頑固で、彼女自身も異世界に転生したことを納得できないでいた。
それでも彼女の魔力適性の並外れた高さを惜しむあまり、彼女を迎え入れた世界・「ゴラニア」の女神はちょっとした嘘をついて、彼女を強引に丸め込む。
何せ、ゴラニアでは優秀な魔術師を常に募集中、随時急募の人手不足な状況。
転生を受け入れなければ、どうせ魂ごと消滅してしまうのだし……利用しない手はない。
そうして彼女達は「マイ」を自分達の世界に引き込むため、即席の目標を与える事にしたのだった。
「この世界では(努力すれば)魔法を作る事ができる」
「だから、元の世界に帰るための魔法を作ればいい」
女神の言葉を信じ、ようやくマイも異世界転生とやらを受け入れるのだが……。
しかーし! この世界の魔法はそんなに単純なものではなかったッ!
「ファイア!」って叫べば、手から火が出る?
フハハハハ、残念だったな! それは幻想だッ!
しっかりと理解して発動しなければ、魔法は手からどころか、尻からも出ない!
そんな雁字搦めの理屈に塗れた魔法社会に叩き落とされたと同時に、困惑のズンドコにも突き落とされたマイ。
それでも、元の世界に帰る魔法を作るために。
そして……自分を巻き込んだ、もう1人の転生者をぶっ飛ばすために。
彼女は不承ながらも、異世界の魔法学園で生活を送る羽目になったのだった。
※料理名・食材名について:架空の世界の物語ではありますが、料理名までオリジナルで全て付けてしまうとイメージが伝わりづらくなる傾向があるため、ある程度の名称は現実の物を引っ張ってきています。
※『天使と悪魔の日常譚』の続編ですが、こちらから読まれても問題ないように、登場人物や設定など、必要な情報は後書きに記載していきます。
※パロディやオマージュを含みますが、この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
人生も最高潮だったのに……彼女は不慮の投身自殺に巻き込まれ、即死。
そして、いわゆる「異世界転生」してしまう。
しかし元の世界への未練もたっぷり残した彼女の記憶は、女神達に消去されることも拒絶するほどに頑固で、彼女自身も異世界に転生したことを納得できないでいた。
それでも彼女の魔力適性の並外れた高さを惜しむあまり、彼女を迎え入れた世界・「ゴラニア」の女神はちょっとした嘘をついて、彼女を強引に丸め込む。
何せ、ゴラニアでは優秀な魔術師を常に募集中、随時急募の人手不足な状況。
転生を受け入れなければ、どうせ魂ごと消滅してしまうのだし……利用しない手はない。
そうして彼女達は「マイ」を自分達の世界に引き込むため、即席の目標を与える事にしたのだった。
「この世界では(努力すれば)魔法を作る事ができる」
「だから、元の世界に帰るための魔法を作ればいい」
女神の言葉を信じ、ようやくマイも異世界転生とやらを受け入れるのだが……。
しかーし! この世界の魔法はそんなに単純なものではなかったッ!
「ファイア!」って叫べば、手から火が出る?
フハハハハ、残念だったな! それは幻想だッ!
しっかりと理解して発動しなければ、魔法は手からどころか、尻からも出ない!
そんな雁字搦めの理屈に塗れた魔法社会に叩き落とされたと同時に、困惑のズンドコにも突き落とされたマイ。
それでも、元の世界に帰る魔法を作るために。
そして……自分を巻き込んだ、もう1人の転生者をぶっ飛ばすために。
彼女は不承ながらも、異世界の魔法学園で生活を送る羽目になったのだった。
※料理名・食材名について:架空の世界の物語ではありますが、料理名までオリジナルで全て付けてしまうとイメージが伝わりづらくなる傾向があるため、ある程度の名称は現実の物を引っ張ってきています。
※『天使と悪魔の日常譚』の続編ですが、こちらから読まれても問題ないように、登場人物や設定など、必要な情報は後書きに記載していきます。
※パロディやオマージュを含みますが、この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
【プロローグ】不運の始まりは異世界転生から
0−1 ファンタジーが始まっちゃう感じ
2023/11/08 00:13
(改)
0−2 人生は最初からやり直し
2023/11/10 06:14
(改)
0−3 天使と悪魔の教え
2023/11/12 05:21
(改)
【第1章】ややこしい魔法世界の隅っこで
1−1 紛れもない、孤軍奮闘
2023/11/14 06:19
(改)
1−2 孤独を愛する少女
2023/11/16 00:06
(改)
1−3 とてつもなく世間が狭い
2023/11/18 05:10
1−4 身の程を思い知らせてやった方が、よろしいのではなくて?
2023/11/20 06:06
(改)
1−5 メチャクチャな世界観
2023/11/22 07:09
(改)
1−6 関係者もろとも仲良くしたくない
2023/11/24 06:06
(改)
1−7 早速、前言撤回
2023/11/26 05:06
1−8 よろしくない軌道修正
2023/11/28 06:11
(改)
1−9 学園生活は波瀾万丈
2023/11/30 00:08
(改)
1−10 悪魔になりたい
2023/12/02 00:03
1−11 蛇がもたらしたリンゴ
2023/12/04 06:14
1−12 旦那はモテる方が、嫁冥利に尽きる
2023/12/06 06:21
(改)
1−13 降って沸いた緊急事態
2023/12/08 06:12
1−14 危ない目に遭うパターン到来
2023/12/10 04:23
(改)
1−15 一応は友達ですもの!
2023/12/12 06:06
1−16 完璧なる超危険任務
2023/12/14 06:08
(改)
1−17 摩訶不思議な相手
2023/12/16 07:12
(改)
1−18 物騒な事はご遠慮願いたい
2023/12/18 06:12
1−19 理解できる日は、絶対に来ない
2023/12/20 08:00
(改)
1−20 細かいことも気にしてくださいよ
2023/12/23 07:07
1−21 子供相手にも容赦ないんだから
2023/12/25 06:13
1−22 本当にどうかしている
2023/12/28 08:00
1−23 えげつない快進撃
2023/12/31 06:03
1−24 伐採する事が最終目標
2024/01/03 06:10
(改)
1−25 ギャップ萌え、いと尊しッ!
2024/01/06 07:12
(改)
1−26 無限大の可能性
2024/01/09 06:09
(改)
1−27 圧倒的なまでに鮮烈
2024/01/12 06:04
1−28 昨日の自分を越えていけ!
2024/01/15 06:06
(改)
1−29 超興醒めなんですけど
2024/01/18 06:14
1−30 諦めにも近い理解と順応
2024/01/21 06:09
(改)
1−31 心迷宮の波及効果
2024/01/24 06:07
1−32 お友達記念日を祝して
2024/01/27 07:04
(改)
1−33 元凶の残滓
2024/01/30 06:07
(改)
1−34 ただ、それだけなのに
2024/02/01 06:07
(改)
【第1.5章】イグノ君は問題児
1.5−1 ファンタジーが始まっちゃった感じ
2024/02/03 00:08
(改)
1.5−2 マジカル的なプレミアム感
2024/02/04 05:10
1.5−3 迸るパッション、溢れるエモーション!
2024/02/05 06:09
1.5−4 戦場では力こそが正義!
2024/02/06 06:04
(改)
【第2章】目指せ! オフィーリア魔法学園本校
2−1 エレメントが被らなくて、何より
2024/02/09 06:03
2−2 気安く呼ばないでくれます?
2024/02/12 08:00
2−3 軽々しい奇遇
2024/02/15 06:04
(改)
2−4 グダグダ悩んでても、仕方ないんじゃない?
2024/02/18 04:08
(改)
2−5 モテる自覚があるのかないのか
2024/02/21 06:08
(改)
2−6 貴族としての心象
2024/02/24 04:06
2−7 心当たりはゼロなんですけど
2024/02/25 06:05
2−8 メチャクチャ仲が悪いもん
2024/02/28 00:08
2−9 不本意ですが、お知り合いです
2024/03/02 00:04
2−10 強がるのは無謀
2024/03/03 05:10
2−11 魔法の目的
2024/03/06 06:16
(改)
2−12 魔法への情熱
2024/03/08 08:00
2−13 魂胆、丸見えですけどー?
2024/03/10 06:10
2−14 期待という名の重荷
2024/03/12 06:14
2−15 あの日にあったこと
2024/03/14 06:10
2−16 そんなスジ、どこにも通りません
2024/03/16 07:10
(改)
2−17 目標、捕捉したり
2024/03/18 00:10
2−18 意図しない任務
2024/03/20 08:10
2−19 災難を鎮めるのが最優先
2024/03/22 06:22
2−20 これまた、ノンストップな感じ
2024/03/24 07:02
2−21 弓の名手
2024/03/26 06:31
(改)
2−22 怪しい逸品
2024/03/28 06:41
2−23 妄想くらいは許されてもいいよね
2024/03/30 00:02
2−24 ネーミングも含めて黒歴史
2024/03/31 09:05
2−25 暴走するラブリー箒
2024/04/03 06:44
2−26 自分が存在した証拠
2024/04/06 07:12
2−27 勢いは超大事
2024/04/07 05:01
(改)
2−28 変身願望に感謝
2024/04/10 06:11
2−29 完全にアウトなヤツ
2024/04/13 08:03
(改)
2−30 こんな所で再会するなんて
2024/04/14 06:31
2−31 心残りも、やり残しも、たくさんあるけどね
2024/04/17 06:02
(改)
2−32 深魔として進んだ存在
2024/04/20 05:01
2−33 腐るつもり、ないんで
2024/04/21 06:03
(改)
2−34 お嬢様はやっぱり、お嬢様だった
2024/04/24 06:02
2−35 芸術ロマンス
2024/04/27 06:01
(改)
2−36 お嬢様は金輪際、禁止
2024/04/28 06:02
2−37 こんなはずじゃなかったのに
2024/05/01 06:01
(改)
【第2.5章】イグノ君、ハーヴェンにお迎えされる
2.5−1 過去とは、グッバイしたんだもん!
2024/05/04 06:02
(改)
2.5−2 お子様にはまだまだ早い話
2024/05/05 07:00
(改)
【第3章】選考試験と王子様
3−1 お兄様が悪い事をする前に
2024/05/08 05:01
(改)
3−2 場所は選ぶべきですね
2024/05/11 06:03
3−3 見せしめの王族
2024/05/12 07:02
(改)
3−4 馬子にも衣装
2024/05/15 06:03
3−5 モブの事務職、ナメんなよ
2024/05/18 08:02
(改)
3−6 初夏の恒例行事
2024/05/19 08:05
3−7 女神の愛し子
2024/05/22 06:11
(改)
3−8 推しの存在は偉大
2024/05/25 07:05
(改)
3−9 真似っ子は不利
2024/05/26 09:04
(改)
3−10 僕も狙ってみようかな
2024/05/29 06:01
3−11 全部割るのはナシだからね
2024/06/01 05:02
3−12 変わり種の答え
2024/06/02 06:02
(改)
3−13 魔法の意外な使い方
2024/06/05 06:02
3−14 場違いな王子様
2024/06/08 07:02
(改)
3−15 憧れの塊
2024/06/09 05:11
3−16 好奇心をくすぐられる存在
2024/06/12 05:03
(改)
3−17 予想斜め上過ぎる計画
2024/06/15 08:03
(改)
3−18 ますます欲しくなりました
2024/06/16 05:02
(改)
3−19 説得のリミットは明日まで
2024/06/19 06:03
(改)
3−20 虚無の憂き目
2024/06/22 05:04