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The year of 2018 Direction  作者: さいか
2018Nov
9/21

20181119B

11/19


忘れた頃いつも来る電話

呼吸整えて今日も平常心

居ること生きていること

望まれなかったから

さよならしたあの街


気を抜いて取ってしまった移動中の携帯

「出先だから」の言い訳嘘ではないから

都合も聞かずにまた掛けるの返事から

帰宅しても夕食喉を通らない

アタシと似た声の持ち主に

何故だろういつもドキドキ


衣食住用意してくれたから

ホントは感謝すべきヒト

食べるたび寝るたびの暴言は

聴こえない振りをしてきた

学校の行事にも来てくれたね

アタシの態度が嫌いだから

ホントは行きたくないのに

世間体があったから


ある日彼の家族と会って初めて知った

家族の何気ない会話とか話題とか

他人なのにねこんなに笑いあえること


友達と会うたびとおさんいつも車出してくれたね

かあさんいつも代わりに褒めてくれたね

何でもできる素晴らしい娘さんって

友達ヤキモチ焼いてたね

でも家では言われたことなかったんだ

頑張ってもどれだけ結果出しても

当たり前の顔で終わった


この世界に私のためにもう誰もいなくても

いなくなっても去って行っても

いつかおばあちゃんになっても

そんな時代が来たとしても

私の生きた形跡どこかに残せるなら

そう一人でも誰かの心に少しでも残るなら

一瞬でもその時だけ1分でも言語の世界


ねえもしもたまたま今日

このタイミングでいま、

ねえもしもたまたま此処を通して

名前は知らないけれど、

ねえもしも其処にアナタと言う人、

いまそう通りかかっていたなら

いまだけでもアタシと繋がってるなら

ふふふ・・・・・少し涙零れ始めてる

まだ一人ではないんだよって

いまだけそう思えたようで

伝う涙少し冷たいね

それでも少し温かかった

生きていると感じた瞬間


アナタに言いたいありがとう

今日はありがとう今ありがとう

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