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>“戦後”等のリアルな話は学校でちゃんと教わりたかった


そういった話を語れる年寄りは二十年以上前に教職を離れていますから

五十代後半以下の世代には又聞きでも難しいでしょうねぇ。


それに国家の教育方針が権威主義に偏り民主主義教育とは言い難い上に

教員組合も社会統制による教育方針で民主主義を形骸化してしまおうとしてますから

組織的にも色々と難しいでしょう。



何故かというと


民主主義教育とは


自分で考えて行動する事ができる‘ 自由 ’を学ばせ


物事を‘ 平等 ’に判断する客観性を学ばせて


暴力によって為される全ての権力の横暴を回避する術として皆を不幸としないための‘ 平和 ’を希求する事を学ばせて


‘ 自由 ’と‘ 平等 ’という手段で‘ 平和 ’という目的を目指させようとする‘ 人道教育 ’です。


当然ですが、表向きでは‘ 民主主義国家 ’なので、そういった教育を否定しませんが、既得権益である与党や既存の反主流権益である野党は協力して、そういった‘ 民主主義 ’の実現は邪魔し阻害します。


なぜなら民主主義教育は組織のカースト型階層構造を止めて

トップダウンからボトムアップの組織へと変えるための教育だからです。


下位から上位への発議で意思決定をして組織の意志を統制するために

組織の下位と上位は単なる役割の違いとして認識させるために‘ 自由 ’と‘ 平等 ’を学ばせる。


そして権威や制度による暴力的な権力構造によって少数が多数を服従させる制度を撤廃し実現していくために


‘ 歪んだ弱肉強食の理屈 ’で知性ある獣を育てるのではなく


‘ 理性 ’と‘ 悟性 ’で‘ 人としての感性 ’を育てる教育の理想を護るのが‘ 民主主義教育 ’の本質です。


だから、権力構造に依存したり、寄生する事で利益を得ている人間達は‘ 民主主義教育 ’を誤魔化しで形骸化しようとします。


例えば


本当の‘ 自由 ’とは、皆が暴力で束縛されない事を目的に客観的に創られた考え方であるというのに


個人の主観による‘ 身勝手 ’や‘ 利己性 ’を実現させる事を目的とする考え方であるという歪めた誤解を広め。


自分で考えて行動する事ができない‘ 権力の奴隷 ’が良い人間で


自分で考えて行動する事ができる‘ 犯罪者 ’が悪い人間で


権力という暴力がなければ‘ 身勝手 ’や‘ 利己性 ’を求めて秩序が崩壊するという二元論の歪んだ理屈に固執して組織改革を望まないような

権力依存した保守的人間を増やす教育を行い。


権力=神=国民の生殺与奪権を持つ絶対的存在


と考えさせるカルト国家を創る教育。


例えば


本当の‘ 平等 ’とは、皆が暴力によって騙されたり奪われたり殺されたりしない事を目的に、物事を客観的な公平さで判断するために創られた考え方であるというのに


競争という事が悪く、優劣をつけずに、‘ 自由 ’を認めずに全てを均等に扱う事を目的とする考え方であるという歪めた誤解を広め。


権力によって決められた分配に従う‘ 権力の奴隷 ’が良い人間で


暴力で集められた富でスタート地点にハンデをつけられた不平等な競争でのルールを破る‘ 犯罪者 ’が悪い人間で


権力という暴力がなければ不公平な秩序を守る事さえできず

安全な生活が崩壊するという二元論の歪んだ理屈に固執して組織改革を望まないような

権力依存した保守的人間を増やす教育を行い。


権力=神=国民の生殺与奪権を持つ絶対的存在


と考えさせるカルト国家を創る教育。


そういった反民主主義を民主主義と偽って教える教育をするわけです。


「“戦後”等のリアルな話」は

そういった権力者が民主主義教育を歪めてきた事も含んでいますので


教育現場にしがらみのない自由な立場で平等に歴史を語る人間は「学校」という場では語れないでしょう。


「校」という漢字は

「獣を遮り止める為の柵」や「囚人に使う枷」や「戦争のために兵の行動を規制する仮の囲い」という意味から派生した暴力的統制の歴史を由来とするために


近代の「民主主義教育」にそぐわないので「学園」と呼ぶべきだという意見があったのも


たぶん最近の子供達は知らないのでしょう。


けれど学校でなくても

昔話が好きな暇な年寄りは幾らでもいますので

御近所に老人会や養老院でもあれば行って話を聞きたいといえば聞けると思いますよ


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