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>焦らすテクニックは、このサイトでは批判されやすいのかも



昔は

講談や紙芝居とかの文化の影響を受けて育ったクリエーター達が

活躍してましたからねぇ


今のクリエーターの年齢から行くとアニメ隆盛紀の生まれだから

クライマックスのシーズン終わりの話でもなければ

このてのピンチで引きってのは見なれないのかもなあ



私の世代だと十代の子供がヒーロー役というのに違和感を感じますし


クリエーターが及ぼす無意識的影響っていうのは

戦後の「戦中創作の批判」ではヒステリックに取り上げられたくらい

社会の方向性を導く効果を含めて


人間の精神に影響を与えるようです


文学にのめりこんで自殺する文豪

思想活動にのめりこんでカルト化する革命家

経済活動にのめりこんで金儲けの為に罪を犯す企業

報道にのめりこんで人倫を踏みにじりヤラセやプロパガンダをするマスコミ

などなど


割と自分を見失う人間が多いのは


クリエーターが絶対的な指標というような

「守らなければ消えてしまうような儚く美しいものを護る正しさ」より

「身勝手な欲望を満たす為の暴力を暴力で潰す正しさ」を語り続けたせいかもしれない


などと

なろうで書かれてる物語を見てふと思う事があります



「幸福=欲望を満たす」という考えと

「最大多数の最大幸福」という考えとが


最大多数の最大の欲望を満たす飽食を超える暴食になり


「幸福をもたらすために競争が必要」という考えと

「競争とは騙しあい奪いあう暴力」という考えとが


幸福とは暴力なしでは成り立たないという悪意になり


そのために権威と階級制度で富の再分配を邪魔した

「ハンデつきの自由競争」をモットーにする資本主義が


その悪意をばら撒いた行きつく先が


「権力に従う報酬としての金銭(かね)という実体を持たないデータ」を求め


欲望のみが膨れ上がる「自称勝ち組」と

欲望を満たす為の争いを嫌う「自称さとり世代」

を分けた今の格差社会で


その格差社会を維持するための殺人や破壊や

その集大成となる戦争


だとするなら

幸せとか自由とか公平さとかをテーマに語るクリエーターが増える社会ならば

少しは未来も明るくなるんでしょうが



最近はそういったものを古臭いとか説教がましいとして

排除する編集者も多いとか


エンターティメントは商売第一ですが

商売の事しか考えられない作品に価値はあるのか?


そういえばこれも昔はよくいわれていた話ですねぇ



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