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>VR世界への移住




電脳世界ものは60年近く前からある分野ですが

退廃的なジャンルとよく言われてきました


理由は現実世界が

真剣に生きている人間ほど辛い碌でもない世界でなければ


外部からスイッチ一つで抹消されるような電子世界に生きたがる人間などいないと考えられたからです。


つまり外の世界がディストピアでなければ成り立たないのが行ったきりの電脳世界で


そこに行く人間は無理矢理か現実から逃げ出した人間だという論理展開です。


日本でも


今から二十年ほど前の「クリス・クロス 混沌の魔王」

でMMORPG系電脳世界ものが生まれ

「ソードアートオンライン」に繋がりデスゲームとしての電脳世界が語られます。


人が完全に電脳世界に人格を移す話だと

今から十年ほど前の「優しい煉獄」というSFで

死後の人間の人格データを商売として保管した電脳世界の話がありましたが


そこはクレジットの残高が0になれば消去される人々がNPCとして暮らす電脳世界でした


それからも商業作品では現実世界と電脳世界は対で描かれてきましたが

常にその退廃性というものはどこかで語られてきました


それはプロ作家の作品だったからでしょう。


けれどこのサイトの作品は違います。


プロ作家が

社会への影響とか批判を受ける内容の作品を書いた場合の今後とかを考えて書けないことも書ける。


大袈裟にいうなら表現の自由があるこのサイトらしい作品だというのが第一印象としての私の感想です。


まあ、表現の自由を悪用して退廃性や反民主主義に貢献する者もいるので


後はその自由をどう活かしてくれるかですが

テンプレを踏襲するだけの作品は何も考えていないか表現の自由の悪用者のでそこは期待できません。


ですから

そういったものと違ったオリジナル性をだそうというこの作品は期待大ですねぇ。


あえて世界設定をこうしたのにはなんらかの意味があるのでしょうから

それが今後の展開にどう関ってくるのか?


その物語にはテーマがあるのか

あるとしたらどんなテーマなのか?


うん

色々と先が楽しみですねぇ


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