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>中世風異世界でも大量生産で大量販売できる



世界が一つの流通圏の現代だと理解し難いんですが

これができるのは近代資本主義国家だけなんですよ


無駄を排除して有限の人員で有限の富を

というのが封建主義時代の農業生産性が低い世界の常識です


これには理由があって

食糧生産に人口の8割くらいの人手が必要だったから


化学肥料も農薬もない世界で農作業は人の手が全て

となるとそんな状態


当然ながら金儲けの為に衣服の材料などを造ると

食糧生産が減少して戦争の原因になったりします


ですので封建領主が領民の生殺与奪権を持ち

法治主義などなく領主が掟を造る時代の場合


賢い領主なら

こんな事を始めたら目をつけるでしょう


ギルドも原材料問題を考えるでしょうし

商業ネタとして結構トラブルが多そうなのがこの大量販売


だから昭和の過去転移での内政チートものは

先ず食糧生産技術の向上や科学肥料の生産のためのアンモニア造りとかから始めていました


まあ

バブル前の時代で

内政チートなんて言葉どころかチートって言葉も

それどころかインターネットも日本にはない昔の小説ですが


数千年単位で人類の未来を考えるなら

大量生産と大量販売は資源とエネルギーのムダ使い

という考え方があって


リサイクル運動が起こる切欠になり


リサイクルはシステム化していきました


けれど「もったいない」という言葉は廃れましたし


拝金主義や戦争経済の源である

大量消費社会が


テロ戦争の要因の一つとして

第三世界に経済的搾取による貧困を巻き起こしているという指摘もあります


しょせん

この世は弱肉強食で自分さえ得すればいい


そういうタイプの周囲の影響を描かない物語でないなら

大量生産ネタはリアルにやるとシビアな話になります





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