俺とルキとアイツの出会い・その3
この話は前の続きだ。アイツと知り合ったのはここからだ。
ああ、こんなラノベテンプレでいいのか?wby作者
「隣になってくれない?」
俺はいきなりそう言われた。めっちゃビックリした。だって学年の中で知らないやつがいないほどの有名人がいきなり話かけてきて尚且つ「隣になってくれない?」だぞ?しかもこのボッチの俺に。あと俺は誰かに「隣になってくれない?」など言われたことが1度も無かったからその点でもビックリした。
((そうか今日は席替えか...って、えぇ!?今回は何事もなくボッチ席にいこうと思ったのに...))
俺は今起きている状況をよく分からずこんな事を考えていた。
「え、えと、別に俺じゃなくても、よ、良くない?他にも男子居るし向こうではじゃんけんだってしてたじゃん。俺じゃなくてじゃんけんで勝ってた男子と隣になれば?」
俺はかろうじて出た声で彼女にそう言った。そしたら彼女はムッとなって、
「あなたの席の隣がいいの!」
少し怒り気味にそう言われた。かわいい、じゃなくて。なんで俺はこんな事を言われたんだ?理由がわからない。俺は前川と喋ったこともないのに。
「待ってくれないかな?前川さん」
そうやってやや強い口調で話に介入してくる男子が居た。サッカー部のリーダーっぽいやつだった。
(名前はまだ覚えてない...)
「なに?草部くん?」
コイツの名前草部って言うんだ。
「いやいや、何?じゃなくて。先生も言ってた通り今日席替えしたらもう3年になるまで変わらないんだよ?」
「うん。それを踏まえて宏太くんに頼んでるんだよ?」
「なんでこんなボッチのアニメオタクと隣になりたいの?」
「それは宏太くんが私に興味無さそうだから」
「は?」「ふぇ?」
((は?どういうこと?確かに3次元は興味ないし...わからん))
「だって他の男子ってみんなうるさいもん。それに比べて宏太くんは静かだし頭いいし」
「うぅ...」
なぜか草部が唸っている。まあ今の席は草部と前川は隣だし授業中か何かにそう言われたんだろう。
その後何か言いたそうに俺を睨んだ後草部は何処かに行ってしまった。
「...てことでよろしくね、宏太くん」
「は、話がみえないんだけど...」
~ホームルーム~
「では最初は座りたい席に移動しろー。できるだけ同じ班になったことがない奴と組めよ~。」
先生が言ったのと同時に俺以外の男子が一気に席を立った。なんかすげえ必死に前川を見ている。なんかコッチ見てくるやつもいる。
俺はメンドクサイのは嫌いだからと窓側の一番後ろの席に移動して座った。のと同時に前川も移動し始めた。男子達の目線を気にせず俺の隣の席に座った。
「なんで端っこなの?」
前川がそんなことを聞いてきた。
「ここだったらあったかいし天気が変わるのがすぐにわかる...かな?」
「なにそれw」
男子達は鬼の形相と言わんばかりの目でこちらを見てきた。
「ほらそこに立っている男子達!早く座れー!」
そう先生に言われて興味もない女子の隣に渋々座っていく男子達。ちなみにルキは俺が席に着いたらその直後に俺の前の席に来た。なんか嬉しかった。
「よし決まったな。んじゃ1時限目始まる前に移動しとけよー」
『はーい』
俺とルキとアイツの出会い・その4に続く...
今回も( ゜Д゜)ネムヒーの状態で書いたので文章がやばいかもwここおかしいってのがあったら言ってください。お願いします。