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俺の中学生活事情  作者: 摩涅瑾(マネキン)
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俺のクラス内立ち位置

クラスでのメンドクサイ立ち位置にいる俺の変化はこの日から始まる。

ラノベ的な青春を送りたいですby摩涅瑾マネキン

中学2年の俺は今ヒトリで本を読んでいる。隣の席の女子は楽しそうに前の席の男子と喋っている。誰が見てもわかるリア充だ。

((うるせーな...休み時間ぐらい静かにしてくれよ...でもってリア充消し飛べ...))

俺は本を読みながらそんなことを考えていた。

今は4月。暖かくなってくる春だ。外では楽しそうに1年がサッカーやらキャッチボールをしている。そして離れたところでは女子が騒いでいる。廊下でも同じ学年の奴らがゲームやドラマなどの話で盛り上がっている。

他の学年の廊下もおそらく一緒だろう。

((この学校には静かなところは無いのかよ...))

俺はため息をした。隣で話ていた女子は気づいたらいなくなっている。まあ静かになったからいいのだが。


『ドッ』


いきなり足に激痛が走った。思い切り足を蹴られたのだ。蹴った奴を見ればクラスにいるサッカー部のリーダーっぽい奴だった。

「おい。」

なんか怒ってた。俺なんかしたっけ?

「...何?俺になんか用?」

俺は素っ気なく答えた。それが気に食わなかったのか、

「黙れ。お前みたいなオタクは学校来るんじゃねーよ。目障りだし学校に来るな」

いきなりそう言われた。またか。1週間前に学校が始まってこれで計4回目だぞ。よく飽きないな。てか俺コイツの名前知らないんだが。

「おい。どうした?」

他の部員がやってきた。コイツら息合いすぎだろ...なんだテレパシーでも使えるのか?さっきまで廊下にいただろ...

「いや...なんでもない。てか次って理科だよな?理科室行こうぜ?」

そういってリーダーっぽいやつは部員と理科室に向かっていった。


((はあ!?いやいや、え?何あれ...なんかスッゲーイケボで「行こうぜ」って言ってたし...キモッ!!てか完全になんか言おうとしてたよな?え、なんだったんだ...))

そんなことを考えながら俺も理科室にむかった。


一つ言うのを忘れていた。俺はクラス内で最底辺にいて、学力では上の方という非常にメンンドクサイ立ち位置にいる。だから、クラス内で俺に関することがあったら必ず俺のせいにされた。


分りにくいかもしれないがこれが俺の【クラス内立ち位置】だ。


どうだったでしょうか。思ったことをそのまま感想に書いてください。

俺はこんな青春を送りたい。


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