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英雄になれると思いましたか?  作者: 蔵餅
堕落した戦姫編
23/68

8話 魔王様は怠けもの!?

改稿作業が地味に大変なので来週月曜日の投稿はお休みさせていただきます・・・

 大声を出して入り込んだせいか、使用人?みたいな人にすぐ気づかれてしまった

 まあ、聖剣があったおかげで本当楽に突破できたけど

 そうやって、使用人たちをなぎ倒していると、ちょっとした悪ふざけを思いついた

 まあ簡単に言うと、心理学の応用だ

 例を挙げるとするならば、少し前(今はどうなんだろうか?)に多発した振り込み詐欺が俺がやろうとしている作戦に似ている

 振り込め詐欺は、相手を焦らせることでまともな判断を麻痺させ、金をだまし取るといった手口らしい

 今回はそれを応用して、まずリリムさんに『善意ジキル』さんが作ったただの首輪を作る

 次に、それには爆弾が埋め込まれていて、いつでも殺せるぞと脅す

 さらに追い打ちとして、時間を短めに設定する

 大体10秒なら少ないと感じて、焦ることだろう

 それに、リリム姉さんから聞いた話だと、基本的に彼は仲間を見捨てない性格らしい

 この追い打ちコンボにその性格が合わさるなら確実に突破できるだろう

 そう思いながら向かってくる人たちを切り捨てていくと、特に警備が固い部屋を見つけた

 そのドアの横にはとても固そうな装備を着込んだ屈強な兵士が二人いた

 あ、うん絶対あそこにいるな

「貴様がこの屋敷に入り込んだという愚か者か?」

 ものすごい低い、ドスのきいた声で、右の兵士が聞いてきた

「その罪、万死に値するぞ小僧。死を持って償うがいい」

 左の兵士は身元確認を済ませることなく、持っていたハルバードのような武器で切りつけてきた

 俺の体はハルバードのような武器で縦に真っ二つに切られた

 赤い鮮血が体から吹き出し、腸や胃が断面から零れ落ちる

 そんなことを兵士は気にしていないようで武器についた血を布で拭いていた

「おい、よかったのか?身元の確認を済ませなくて」 

「ふん、入り込んだ時点でそいつは人としての権利など失うわ。そしたら残される道は死か迫害かの二つのみじゃ」

「いや、撃破っていうルートもあるんじゃないか?」

 兵士二人の会話に、俺は無理矢理入り込んだ

 さすがに驚いたようで、彼らはあたりを見渡した

 しかし、どこにも人影はない

 ただ、目の前に真っ二つにされた死体があるだけだ

 彼らの目には(・・・・・・)そう映っているだろう

 とりあえず俺は剣を抜き、思いっ切り右の兵士を切りつけた

 思った通り、強度は聖剣のほうが強かったので鎧は一撃で壊れた

 そして、開いたわき腹に一撃を食らわせた

 剣の効果で、兵士は大きな音をたてて眠った

 一方、左の兵士は何が起きているか全くわからないだろう

 なんせ彼には、正確には彼らには俺らが見えていないのだから

 リリム姉さんが眠っていた時、俺はとある植物の作成に着手していた

 それは幻覚草(『善意ジキル』さんが名付けた)という植物で、名の通り草の成分の中に幻覚作用を及ぼすものが含まれている草だ

 ここの集落に来る途中に何本か生えていたので、品種改良して、粉末状にした草を吸ったときに限り、俺の思い通りの幻覚を見せることができる効果をつけた

 正直作ってる途中で危ない薬を作っている気分になったが、『善意ジキル』さん曰く、特に後遺症もなく、快楽なども一切現れない(むしろ激痛が体を走ったり、何度も体を触られるような感覚が襲ってくるらしい)ので、大丈夫らしい

 そんなわけで、もう一人の兵士もさくっと眠らせてあげた

 さて、じゃあドアを開けて・・・っとその前に部屋の中にも幻覚粉を流し込んでおく

 見せる幻覚はそうだな・・・

 かなり焦るだろうから使用人たちが切られて死んでいる風景を見せてやろう

 ドアの下の隙間から風に乗せて粉を部屋に撒いた

 そのあと、心の中で10を数えてから扉を開けた

 開けると、大柄のおっさんが首を忙しなく動かしながら、床を見ていた

 うっすらと、冷や汗をかいている

 あれがサラトさんか?

 それをリリム姉さんに確認してみるとご本人で間違いないらしい 

 そして、ゆっくりと俺は部屋の真ん中に歩いて行った

 ちなみに、幻覚作用の効果で俺の姿はサラトさんには見えていない

 予定通り俺は部屋の真ん中に立ち、リリム姉さんには部屋の外で待機してもらう

 そこで一つ指を鳴らした

 その音を聞き、サラトさんは俺の方を向く

 これでサラトさんは俺が見えるようになっただろう

 サラトさんは俺の方を向くなり、怯え切った表情で椅子から立ち上がろうとしていた

 しかし、腰でも抜けたのかうまく立ち上がれていない

 そうやってもがいているうち、椅子ごと倒れた

 あ~あ、めっちゃ痛そうだ

 おっと、それより本題に入らないと

「さて、取引しようか」

 そういいながら俺は座り、適当な大きさの箱を作り、碇指令のように両手を鼻の前に組んだ

「こ、交渉?なんだ?うちに、うちに取引できるものなんてないぞ!」

 ん?まあ交渉も取引も似たようなものか・・・

「まあそうかもな。でもさ、ここにはここにしかないものがあるじゃん?」

「・・・お前は、何を望む?」

 そう言いながら、サラトさんはなにやらごそごそしだした

 どうやら、武器の用意を隠れてしているつもりのようだ

 暗器ナイフが丸見えになっている事にも気が付かずサラトさんは準備を続けていた

「お、おう。えっと、望みだったよな?まあ簡単に言うと、約束してほしいだけさ。彼女と交換で、ね」

 そう言うと俺は手を二回たたいた

 その合図を聞き、リリム姉さんが現れた

 えっとこのあとは・・・

「えー彼女の首には爆弾が付いている。俺が念じればドカーンといく代物だ。そんなことになったらもちろん彼女は死んじまう。えっと、10秒だけやろう。よーく考えろ。彼女を殺すか、約束を認めるか」

 そう言ってリリム姉さんのほうを見ると、目にうっすらと涙を浮かべていた

 うっわ、この人の演技スキルってすごいな・・・

 向こうの世界だと普通に女優で稼げそうな美しさと演技力だ

「ちょっと待って!お前、そんな、」

 ん?なんかグダグダ言ってるな

 まあいいか、とりあえず

「10」

 低く、この部屋によく響くように言った

 それを聞き、サラトは何かを言うのをやめ、考え始めた

「9」

 ただ、こういったものだと考えることよりもまず決断力が求められるわけだから、彼には難しいかもしれない

 なんせ仲間思いの馬鹿なのだから・・・

「8」

 ゆっくりと過ぎていく時間は彼に焦りを見せた

「7」

 サラトは頭を掻きむしり、何度も呻っている

「6」

 非情なほどに、時間は過ぎていく

「5」

 さて、彼はまだ曇った表情をしている

「4」

 こんな彼に、決断とやらはできるのだろうか

 さすがに、ここで時間切れなんて事態になったら作戦は失敗だ

 勿論、リリム姉さんを捨てるといった決断の時も同じだ

「3」

 そう言ったとき、彼の顔はすっきりと晴れた

 どうやら、決断は決まったようだ

 こういう時に、仲間思いの心を優先してほしい

「2」

「・・・決まったぜ」

 そう言ってサラトはリリム姉さんの方を見た

 これは、釣れたな  

「そうか」

 そう思い、つい口元が緩んだ

「で、お前の答えは?」

 少しの沈黙を置いて、彼は重そうな口を開いた

「約束しよう。お前に危害を加えないことを・・・」

 よしっ!

 心の中で俺は大きなガッツポーズをとった

 ここで大物が釣れたのは大きかった

「正解だよ。サラトさん」

 そう言って、俺はリリム姉さんの背中を押した

 そして、椅子から立ち上がり、リリム姉さんより先に出ていった

 幻覚粉の解毒剤を部屋に撒きながら・・・




 

 外に出ると、いつの間にか夜になっていた

 夜を迎えるのは実質2回目だが、この世界の空を見るのはじめてだ

 すげぇ・・・月が2つある

 赤い月と紫色の月が、お互いけん制しているように空に浮かんでいた

 その横では無数にちりばめられたダイヤモンドのような星々がこの夜空に広がっていた

 日本では絶対見られない光景に、思わず歓喜の声を上げる 

 そうやって外で待っているとリリム姉さんがやってやったといった表情で帰ってきた

 とても満足げで、先ほどの事も全部なかったことになっているようで安心した

 さて、これからどうするのかというと、魔王を倒しに行く

 魔王を倒して、問題を解決すれば俺も認められるだろうという、そんな浅はかな考えがぱっと浮かんだからだ

 ここの魔王はクラトキ・ラスというらしい

 そういえば『怠惰』がどうとか言っていたような・・・

 そのことをリリム姉さんに聞いてみると、

「ああ、そのことか。まず魔王っていうのはね、大いなる罪を犯した者に与えられる称号の事なのよ。確かどこかの人間がその罪のことを『七つの大罪』とか言ってたわね。で、この国の魔王様は怠惰に関係した罪を犯したの。なにかは忘れちゃったけど。しかも厄介なことに、魔王になった者は『罪』っていう技能スキルに目覚めるの。それが強くて強くて。少なくともさっき会った勇者さんぐらい実力がないとたぶんあなたでも負けるわよ」

 だそうだ

 『七つの大罪』、か

 確かどっかの宗教でそんなのがあった気がするけど、どんなのがあったけな?

 たしか『強欲』ってのがあった気がする

 『怠惰』なんてのもあるんだな

 名前から考えると怠けすぎたって感じだろうか?

 それなら俺も十分怠惰な生活を前世で送ってきた

 それ以上となると、なかなかに大変な罪なんだろうか

 まあいい、どっちにしろ殺すだけだ    

 そう思いながら俺は歩みを進めた

 ・・・この時の俺は後悔なんて知らなかっただろう

 人を捨てたつもりでいた

 良心を捨てたつもりでいた

 でもやっぱり、俺も甘かったのだろう

 あの、アホ勇者のように・・・




「えっくしゅん!!」

 寒空に俺のくしゃみが響きわたった

「大丈夫か?風でも引いたならこれ飲んどけ」

 そういってタライトは錠剤を取り出した

 これは前の世界の風邪薬のようなものらしい

 ただ、色がピンクだの緑だのかなり危ない色をしていたので、初めて飲むときはためらった

 しかしこれが便利なもので、回復師ポーションが少し混ぜられていて、風邪も治りやすいそうだ

 俺は錠剤を受け取り、飲み込んだ

 体の疲れが癒えたような気がした

「疲れたなら言えよ?いつでも休めるから」

「ああ、ありがとう」

 そう言って俺は水を口に含んだ

 さすがに、水なしで錠剤を飲むのは違和感があるので、いつも水を飲んでいる

 今、俺たちは集落に戻っている途中だ

 あの後、すぐにガネーラが目を覚ましたので、少し休憩して即出発となった

 それから2時間ぐらいだろうか?

 その間、ずっと歩きっぱなしだ

 ただ、周りを見てみると、さっきまで寝たきりだったガネーラを含めた全員が涼しい顔をして歩いているので、なかなか休憩と言いにくい

 なので足がぱんぱんになっている

 あと少し、あと少しと思いながら歩いていると、やっとあの集落が見えてきた

「見えたな。さて、じゃあ少し休憩するか」

 見えたという喜びに混ぜて、さりげなく休憩を入れてやった

 ただ、それは失敗に終わったようで、

「何言ってるの?早くいかないと大変なことになるでしょ?」

「そうですよ、勇者様。早くあいつを殺さないと!!」

「確かにそうだな。さあ、行くぞ瞬」

 ガネーラ、パララ、タライトの順に阻止された

 そして無理矢理あるかされ30分

 やっと集落の門についたのだった

 途中、トサチスさんがくすくすと笑ったように聞こえたがこれも気のせいだろう




 集落について、すぐに異変に気が付いた

 っていうか、前にもこんなことがあったような気がする

 また、門が開放されたまま放置されていた

 肝心の門番はちゃんと門の横にいたが、なんと二人とも眠ってしまっていた

 流石にこれには誰もが呆れた

 とにかくこれはまた異常事態だ

 彼らをそこに寝かせたまま、俺たちは駆け足であの小屋を目指した

 



 あっぶね~、もう少しで気づかれるところだった・・・

 俺が、門から出て魔王城(俺命名)に向かおうとしたら、本当に空気の読めない勇者一行がこちらに向かった来るのが見えた

 とっさにジャンプして、来るときも籠っていたビルに窓からダイナミック入室した 

 幸い気づかれなかったからよかったが、これだとさっきまで俺たちがここにいたことがすぐにばれてしまう 

 というわけで、リリム姉さんが大の苦手とする走りに移行した・・・





 小屋に着いてみると、そこにはだれもいなかった

 さすがに事件のにおいがする

 ただ、ここに来る途中に集落の住民にすれ違ったから無差別攻撃を目的に襲ってきたわけではなさそうだ

 なら何のために・・・

「あれ?貴方たち戻ってたんですか?」

 小屋で考え事をしていると、カラキズさんが白いリンゴのような果物を持って、突っ立っていた

「ああ、さっき戻ったんですよ。それより、サラトさん知りませんか?」

「サラトさんならたぶん自宅だと思いますよ?俺もサラとさんのとこに行くところだったんですよ。隣からもらったラクスが余っちゃいましてね・・・」 

「なら、一緒に行きましょうか」

「そうですね」

 へぇ・・・あの白いリンゴはラクスというのか・・・

 そう頭の中で考えながら、カラキズさんの背中を追っていった

 




「ここです!ここがサラトさんの家です!」

 そこは周りと変わらない石造りの家だった

 ただ、何か違和感があるような・・・

〔あ、ご主人。今更ですがあの化け物(友人)の気配を察知しましたよ。場所は大体この集落を出てまっすぐ言ったところですね〕

 微妙に分かりにくいなその説明・・・

「ほら、入ってください」

 そういって、づかづかと遠慮なしに皆は入っていった

 この世界では鍵をかける習慣はないのか?っていうぐらいあっさりドアは開いていた

〔まあ世界の習慣なんてそんなものですよ。で、どうしますかご主人?追いますか?それともこのまま放置しますか?〕

 ・・・ここは彼らに任せて追うとしようかな

 そう思ったとき、キャー!!といったなんともありきたりな叫び声が、サラトさんの家に響いた

 何事かと思いながら入ってみると、サラトさんが殺されていた

 椅子に座ったまま、頭を剣で貫かれて殺されていた

 周りは赤い血で染まっていて、かなりグロイ

 トサチスさんは、ガネーラの後ろに隠れて目を瞑っている

 ガネーラは、まあ流石といったように、堂々とした態度で、仁王立ち(比喩などではなくマジで)していた

 うん、やっぱガネーラはガネーラだ

 男らしすぎる

 もはや男というよりも漢と呼ぶべき風貌だった

 対して男陣営のパララは蹲って極力みないようにしている

 タライトはやっぱり男らしいので、ほぼ無反応だ

 というか、蹲っているパララを見て少し引いているようだ・・・

 可哀そうになと思いつつ、『神通人ジャンヌ』に聞いてみた

〔分かりませんが、ここにあの化け物(友人)がいた形跡があります。おそらくあいつが殺したんじゃないですか?〕

 ・・・あいつが?

 いやいやそんなわけないだろ・・・

〔わかってるんですか?あいつはもう人間じゃないんですよ?平気でご主人の仲間を殺そうとする化け物にあいつは成り代わったんです。だからこそご主人は意識をもっとですね・・・〕

 意識、か

 でもさ、あいつは友達だからな

『俺はお前の敵なのに』

 ふと、真司の言葉が頭に浮かんだ

〔まあいいですよ。私はご主人が信じた道を共に行くだけです。全部ご主人に委ねますよ〕

 そうか、ありがとな『神通人ジャンヌ

 じゃあ行くとするか

〔ああ、はい。そうしますか。案内しますよ〕

「頼むな」

 そうつぶやくと、俺はみんなを置いて外へ飛び出した・・・





 門から出て10分ぐらいしただろうか?

 魔王城がさっきより近くに見える距離まで走った

 何度か不死者アンデットを見つけたが、幸い気づかれることなく通り過ぎることができた

 さて、リリム姉さんに緑の液体を飲ませつつ、周りを見渡してみると集落の近くにはいなかった強そうな魔物がごろごろいる

 猿と蝙蝠が合体したような魔物(『善意ジキル』さんによるとクレサトスって魔物)とか、スライムのような軟体生物(『善意ジキル』さんによるとスリトレって魔物)がいた

 どう見ても弱そうな軟体生物(『善意ジキル』さ(ry)が周りにいた魔物をもりもり捕食していたのは驚いたが、なんとか気づかれず近づいていった

 そういえばそろそろあの勇者がサラトさんから話を聞いてこっちに来る頃だろうな

 そう思うと自然と顔がにやける

「なににやけてるのよ・・・」

 顔色を悪くしながら、リリム姉さんは呆れたようにつぶやいたのだった・・・



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 苦しい・・・息が、できない・・・

 私がそう思っていると、歪んだ世界の向こうで私の父親が誰かと話しているのが見えた

 おとう、さん・・・

 助けてよ・・・

 そう懇願しても、声は届かなかった

 前足についている爪で、何度も何度も邪魔な壁をひっかいた

 それでも壁は傷1つつかなかった

「始めるぞ」

 お父さんのその声が聞こえて、私は元気を取り戻した

 ウィィィィン

 何かが振動するような音を聞いて、私は動揺する

 急に背中が熱くなってきた

 急に足が熱くなってきた

 頭の中がいじくりまわされるような感覚がして、急に眠くなってきた

 お、とう、さん・・・・・・・・・・・・

 私の目に映る歪んだ世界で、私の父は大きくにやりと笑っていた・・・

     

ころころとキャラの視点が変わっていくので、たまに口調がごっちゃになったりするんですが大丈夫でしょうか?

何かありましたがよろしくお願いします

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