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変貌

街へ踏み出す。

ざわざわと騒がしい雑踏に混じる。

この瞬間は好きだった。

忙しげに過ぎ去る人々の一部になってしまえば、誰にも気にされることなくいれるような気がしたから。



 家

「ただいまぁ。」

「おかえり。どうだった?」

「うーん。わかんない。3日以内に返事来る。」

「そっか。採用だといいね。」

「まぁね。あ、これ。お菓子あげる。」

「えぇぇ!?どしたの急に。」

「気にすんな。」

「ありがとね、アンタ変わったね。」

「?」

「表情筋がきちんと動いてる。」

「なんだそれ」

笑ってしまう。




「今回はご縁がなかったと言う事で…。」

「わかりました。失礼します。」


はぁ。

また不採用だ。

何がダメなんだろう。

やはり見た目…だろうか。


俺はまたインターネットに接続していた。

「『真面目 見た目』っと…。」

ズラッと表示される検索結果に愕然とする。

何からやればいいんだ…。


ここは分野に詳しい助っ人に頼るしか無い、と思った俺は、携帯のアドレス帳を模索していた。

卒業してから交流があるのなんてごく一部だ。

しかもそのごく一部なんて頼りようがないくらい身だしなみに興味が無い奴らばかりだった。

どうしたものか…。


奏に頼るのは気が引けた。

遠慮というよりは、まともな人間になって驚かせてやりたい。

そんなイタズラ心、というよりは承認欲求に似た気持ちがあった。

戸惑いとともに、少しだけワクワクしている自分が不思議だった。



そして数日後、俺はその男に出会った。

今回もかなり短めです。

自分の国語力に枕を濡らす日々(;_;)


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