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花々に心をよせて  作者: 加坂 弓
7/13

国花となれど心狂わす

色は鮮やかに赤黄白など

二色にゆれるは配合のなせる技

されど神の祝福はなく

青の色など夢のまた夢

命を注ぎ 心狂わし

時をどれほど重ねたのか


歌を歌う幼子が

指さす先に咲く春は

幼子がほほ笑む美しさだけの歴史をもってはいない


争いのために赤く染まったと言えば

桜の根元を思わすが

現実の歴史が噂で終わらすことはなく

赤の色は深く深く染まっている


風にゆれるその姿は

幼き子どものように可愛いけれど

子どもが生まれたあの話のように

どこか大人のよう


それは人間が引き起こした

欲望の結果でしょうか

それともただそうあるだけなのでしょうか


赤も黄も白も茶も緑も

元の色を探すのはどうしたいいのかと迷うほど

この庭に合う色を考えて冬を越す


チューリップ

大輪もまたあなたの姿

久しぶりに書きました。花の名前を書かずに表すというのはやはり難しいです。

誤字・脱字なありましたら教えてください。

2012/03/27

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