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花々に心をよせて  作者: 加坂 弓
2/13

その木はひと時絨毯の中にある

たった数日

濃厚のうこうな香りをただよわせ

その姿からは不思議なほど


群れて咲くは

野の花に似て

されど似ず

はかなさの強さはなく

ただ可憐かれんなだけ


たった数日

絨毯じゅうたんをつくれど

風吹けば跡形あとかたもなく


色と名は違えど香りは同じ

金と銀にて

季節の一片を彩る

まどわされおぼれる者が

あるとも知らず


たった数日

その木花きはなは咲く

その香りにて心を惑わせる


香りに溺れ

花にほほ笑む

野にあらずして

庭に植わる

金木犀きんもくせい銀木犀ぎんもくせい

読んでいただきありがとうございます。

花の名前はなかなか覚えられません。

知っているものから書いていこうと思っています。

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