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親愛なるあなたへ。

作者: 無音
掲載日:2026/02/25

あなたは私を、愛してくれる。




それはよく、知っている。




だけど。




あなたが愛した私は、私ではないの。




あなたのことを一番わかっているからこそ、できたこと。




笑顔、穏やか、可愛げがある。




あなたが喜ぶ私をやっていた。




いつもあなたに合わせて、頑張ったつもりだったけど。




あなたにとって私は迷惑な存在だったんだね。




あなたが大変な状況だったのはもちろん知ってるから、私が文句は言えないよね。




あなたは頭がよかったから、どんな時でも正しいことを教えてくれた。




私は違うなって思っても、あなたは私が正しいからって、私のこと叱ってくれたよね。




私に覚えのないことでも、あなたが言うならきっと私がなにかしちゃったんだよね。




あなたに喜んでほしくて、ずっと私をやっていたけど、それでもそんなに嫌な子なら。




ほんとの私なんて、もっと嫌な、嫌われちゃう子なんだよね。




ほんのたまに、ほんとうの私が出ちゃった時、やっぱりあなたは叱ってくれた。




やっぱり私は嫌な子だから、それを教えてくれたんだよね。




ほんとうにありがとう。




だからね、私、知りたいの。




嫌な子の私がもし死んだら、あなたはどんな顔するのかなって。




怒る?憎い?悲しい?




悲しくはないよね。私、嫌な子だから。




ああ、でも。




優しくて賢いあなたなら、悲しんでくれるのかな。




だからね、私、確かめてみたくって。




あなたの顔、ゆっくり見せてもらうね。




私のわがままで巻き込んじゃうから、最後のお詫びも一緒に入れておくね。




その青いダイヤモンド、たくさん時間かけて探したの。




とっても綺麗だから、ずっとつけててね。




だいすきだよ。




◼️◼️より。

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