もうやめよう
手はカサカサで
心もカサカサで
叩き込んでも
叩き込んでも
入っていかない
情報に溺れて
できないを
思い浮かべないように
浮かべても
漫画みたいに
頭を左右に振って
少しずつ
少しずつ
もう
言ってる余裕もないけど
一歩ずつ
一歩ずつ
本当に
僕はそれ
できているかな
ずっと
言い聞かせているけど
本当に
できているかな
自分のことは見えない
分からない
だからもう
分からないを
盾に使うのは
やめにしよう
望んでも
いや
これだってもうやめよう
ここまで歩いてきた
生きていた
戻れない
取り戻せないもの
たくさんある
そのたくさんは
それだけ
歩いてきた
生きていた証拠
本当にわからないけど
わかろうとすることすら
手放してしまうのは
もうやめよう