国会空転は野党の質問表現にも原因あり
総理大臣のご飯論法も問題だが、最近は野党の質問表現にも問題があると感じる。
最近では『定年延長』と『勤務延長』。定年延長は組織の定年をずらすことで、個人の場合は勤務延長といい、定年後に退職(退任)せずにその職を続けることを指す。
総務大臣の答弁でも、検事長の勤務延長と述べている。ところが、野党は商業誌の表現を鵜呑みにして、定年延長を問題視する。だから、内閣は勤務延長と正すだけで終わりにできる。
なにせ、問われているのは『定年延長』のことであり、そんな事実は存在しないからである。
事実でないことを問われても、答える責任はない。与党もわざわざ敵に塩を贈るような、訂正をする気はない。質問者が間違った表現をしていれば、延々と言い直すだけで時間は過ぎてくれる。
質問も自分たちで内容も確認せず、商業誌に載っているからという根拠だけのもの。『久兵衛』の件にしてもしかり。
法律や官僚の用語を理解して使わずに質問しても、伝わるわけが無い。野党が視聴者受けを狙おうとも、間違った質問を続ける限り、こちらも『ご飯質問』といわれることだろう。よもや質問の意図を汲んで答えてとは言うまい。それこそ忖度してくれというに等しい。