表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/32

お隣4

「ミモレ、どうした?」

「スカーレット姉さん、そんな格好で入らないで」

「私の良識が疑われちゃうよう。ふえぇん」

一樹はスカーレットを見て元々熱で赤かった顔をより赤面させた。

「あの、寒くないですか?」

スカーレットの皮ブラジャーに、皮パンツという格好は目のやり場に困ってしまう。

「寒いのはあんたじゃないのかい?顔真っ赤だ」

スカーレットは身を乗り出すとおかゆと薬を見た。

「ミモレがやったのか、やるじゃないか」

スカーレットはお粥をひとさじ救って味見した。

「病気うつっちゃいますよぅ」

ミモレが慌てて止める。

「サキュバスは人間の病気にかからない、、、」

「ヘルズファイア!」

スカーレットがサキュバスと名のりかけた瞬間、ミモレの手から炎があがった。

「良いですか高田さん、今日の事は夢です。高田さんは高熱で夢を見てるんです」

「おじゃましました。おかゆはまだ残ってますから。お薬と鍵だけ忘れないでください」

そう言うとミモレはスカーレットの手を引いて、お隣を後にした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ