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旅人カズキの旅行記  作者: Haruto
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悪魔が出る国1

季節は春。


外は桜が咲き誇り、旅をするには絶好の旅日和である。


その景色を眺めながらゆっくりと歩みを進めるのは一人の旅人。


歳は20代前半ぐらいで身長は160センチ前半。

黒い髪は肩まで伸び、服装は旅人らしく動きやすい服装。


何処にでもいる普通の旅人だ。


その旅人とは誰か、私『カズキ』である。


私が旅に出たいと思ったのは、昔私のお父さんが旅人でお父さんが旅から帰った時に外の世界の話聞かせてもらってから私も旅に出たいと思うようになった。


それに私は地元の国から出た事が無かったので外の世界はどんなに広くてどんな出会いがあるか興味があったので、私もいつかお父さんみたいに旅をしたいと思うようになった。


そして半年前に両親の元を離れ、私は旅を始めた。


最初は両親と別れるのは寂しい気持ちがあったけど、旅先で出会った人達が優しく迎えてくれるお陰で今は寂しくない。


むしろ次に両親と再開した時に話したい事が沢山出来たので次に両親と会えるのを楽しみにしていたりする。





まぁ雑談はこの辺しにて


「さてと…次の国がどんな国か調べてみますか」


私は次に向かう国の情報収集の為にガイドブックを広げ読み始まる。


その国には五つの都市があり中央の市を軸に四つの市が円を描くように隣接している。


ショッピングモール、レストラン、映画館、観光スポットなどは中央の都市、入国審査や仕事に関する事、その他の手続きをするには手前の都市、 それ以外都市はホテルと住宅やレストラン等が並んでいるとガイドブックには書いてある。


(中央の都市にもホテルやレストランがあります!他のホテルより高めですが最高な一夜を過ごせる事間違いなし!贅沢な旅行をしたい方は中央都市がおすすめ!)や(宿泊料金を抑えたい旅行者は隣の都市の宿を利用するのがおすすめ!)とガイドブックに書いてあるが、私はそれよりか(おすすめ!)の下に赤い文字で書かれてた注意書きが気になったので読み始める。


(注意! 夜中男性を一人にさせないで下さい!悪魔が襲ってきます。その為男性単独での宿泊は殆どの宿ではお断りしております。)と書かれていた。


「っえ?悪魔?」


あまりの驚きについ声に出してしまった。


悪魔がいるのによく旅行しにくる人もいたもんだ…私もだけど。




私は前の国で随分とお金をお酒につぎ込みすぎて今は安い宿に泊まれるか取られないかギリギリの金額しか持ち歩いていない為仕方なく隣の都市に宿泊することを決意し読み終わったガイドブックを閉じる。


ガイドブックを読み終えた頃には目的の国に到着していた。


まぁ悪魔が出てきてもその頃には酒の飲みすぎで爆睡してるし、それに酒臭い私には近寄ってこないだろと思い私は特に気にすることなく悪魔が出ると言われている国へ入国した。




宿ついたら一応聖水買って寝る前自分にぶっかけよう。











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