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どれくらいの恋

作者: Soraきた
掲載日:2026/08/23

サヨナラ半分

テーブルに残したまま


今夜、あなたに伝えた言葉のうち

どれくらいのものが理解できたんだろう


すれ違った夏の風は

偶然ではなく

また、次の夏を呼び込む大切なもの


「どんなに離れていたって平気だよ」

雨降りの舗道で

かろうじて

雨を避けながら

あなたが言った

ときおり震える声に

聞こえた


本当に離れていても大丈夫なのかな

わたしのココロの中で

不自然な思い

少しだけじゃなく

たぶん、もっと大きな壁になって

立ちはだかるもの

それは、今は分からないもの


あなたに伝えたもののうち

すべてが伝わるなんて

思ってはいない

そんな不安な思いも 

あなたには伝わってはいけないもの


風向きが変わった

恋する予感もたしかなものに

ただ、せめて

あなたに

このことだけは

伝えたいな  

振り返った先に

あなたがいないのは 

分かっているけど

それでも

サヨナラは言わない

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