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世界の中心の死神  作者: 厨房
2/9

第2話

結局2話を見に来た人へ

残念だったな。俺はまともな小説は書けないぜ。

あと何回合成と実験を繰り返せば良いのだろう。

今回の薬もどうせ上手くはいかない。

爆弾みたいな簡単な兵器ならもう完成している頃だというのに。

「これ、試しておいて」

「了解です」

この薬で26パターン目

正直終わりは見えない。

「痛っ」

「大丈夫か?」

「はい。モルモットに噛まれただけです」

「ならいいが、気をつけろよ」

さっきの薬は確か‥‥‥

深夜テンションで作ったゾンビ化薬じゃね。

えっやばくね。

「あのさ、さっき噛まれたのって薬注射した前?後?」

「後ですけど。」

どうしよ、殺した方がいいのか?

このまま放っておいたら100%世界中に広がるよな。

でもこいつ仲良くしてくれたし、

今こいつだけなんとかしたら世界に広がるの防げるし、伝えた方がいいよな。

さっきの薬ゾンビ化薬だって。

「ヴヴヴヴァぁァァァ」

アウトォォォ!ゾンビになってますやん。

何? 前話と口調が全然違うって?

そんなもんカッコつけてただけだよ。

初めて会う人の前だと猫被ったり、

カッコつけたりなんて普通だろ。

それよりこいつどうしたらいいの?

研究所勤めのオタクにゾンビを殺せるような力なんて無いんだが。

とりあえず人を呼ぼう。

「誰かー!助けてくれー!」

いつもドアの向こうに立っている警備員の

ガチムチさんが‥‥‥居ない。

まさかパンツレスリングとかしてないよな?

あいつ肝心な時に役に立たないなほんと。

この前はベロベロに酔っ払ってたし。

なんで仕事中に酒飲んでるんだよ。自由すぎだろ。

というか今襲われそうなんですけど。

とりあえず研究室にアイツ閉じ込めたけどそのうち

ドア壊して出てくるだろうし。

誰か頼るにしても人が見当たらないし。

とりあえずここから逃げよう。

遠くへ、俺がやらかしたと気づかれないように。

日本に戻るとかもアリだな。この国にいたらいつ誰に撃たれるかわからないしな。

それだけの事を俺はしたんだから。


だからこんな作品読むくらいなら勉強しろって。

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