笑える星
ディズニーランド、みたいなものが、
とにかく辛い。
面白可笑しく、楽しめるなら、
素敵なところだろうけれど、
そんなところがなくても、
人は、楽しめたはずだから。
テーマパークが、
見事なまでに、人々を酔わせる。
つまりは、資本家の搾取のため、
儲けるためだ。
日差しが、苦しくなるのは、
用意のいる夏になるからだし、
憎むべき、世界の仕組みがあるからで、
違和感のあるものには、
どこまでも、歩み寄れない。
憎むべき仕組みの中で、
自分を保ち、誰もが、
仕組まれた成功を目指している。
毒ガスで殺されないだけ、
幸せだ。
そもそも、何故、儲けが必要なのか。
払うお金より貰うお金の方が、
多くなること。
それが、何故、必要なんだろう。
太陽は、払うばっかりで、
何にも貰っていないのに、
何十億年も、輝き続けるらしい。
出ている儲けは、
どこかで損になっている。
損を出したら、命さえ分捕られる。
全部に儲けを出すんなら、
誰かがお金をばらまくしかない。
永遠に、ばらまくしかない。
太陽でもないのに。
太陽だって、何十億年先には、
無くなるのに。
ひとときの楽しさや、
いかにも、尊く見える、
思い出作りのために、
ぼくらは、搾取され続けてきた。
なんて、恐ろしい仕組みなんだろう。
絶対に間違っている。
共産主義でもなく、資本主義でもない。
地球に本来あった仕組みが、
あったはずだ。
見つけたい。見つけて伝えたい。
見せ掛けのものじゃない、
誰もが傷つかず、誰もが笑える、
もともとの仕組みを。