あるジャーナリストの運命:キャラクター作成
## イントロダクション
ここは電脳都市「MIYAKO」。
ここに住んでいる全市民は、ありとあらゆる情報がネットワーク上で管理されている。
顔認識システム、GPS、社会保険番号……ありとあらゆるシステムが組み合わさった結果、私は計画犯罪に遭遇する人物【対象者】を予測する事に成功した。
それが被害者なのか加害者なのか判断できないし、身体が不自由な私「オート」では事件を未然に防げない。私の代わりに奔走してくれる者達が必要だ。
では、彼らを紹介しよう。
ST(思考):お待たせしました。Mission in Linksのリプレイ2回目を始めます。
PC1:……ちょっと、提案があるんだけど?
ST:……
PC2:…
ST・PC2:っえ!?
PC1:なんで、驚くの?!
PC2:嫌な予感しかしません。
PC1:今回からRP部分も取り入れるっていうんなら、こっちのシステムを組み込んでも良いんじゃないかなーって。こっちもSTが作ったヤツだし。
ST:相変わらず、無茶な事を言いますね。でもまぁ、面白そうと言えば面白そうか。
PC2:STもすぐそうやって悪ノリする!! それなら、キャラクターシートが必要になってきませんか?
ST:任せた、PC2さん。
PC2:……私!?
ST:では、カードを配ります。
- STとPC達には4枚ずつカードが配られました。 -
PC2:ロールプレイのルールを取り入れるなら、今回はキャラクターの名前も決めたりします?
PC1:名前、性別、今回はカードの職業を、そのままプロフィールにしちゃえば?
ST:TRPGテイストから、正真正銘のTRPGになっちゃった気もするけど……。
PC1:良いんじゃない?
PC2:良いと思います。
ST:じゃぁ、良いか(笑) さて、全員で創っていく物語の【対象者】をこいつにします。
- STは[<KEYPERSON>ジャーナリスト / <LOCATION>病院]のカードを場に出します。 -
ST:今回の【対象者】はジャーナリストです。ストーリーの大筋は『何かの隠蔽工作かもしれない』になります。
PC1:隠蔽工作に利用されているかもしれないし、こいつが首謀者の場合もあるってわけね。
ST:その通り。
PC2:最初のスタートは病院で<COMBAT>が使えないわけですね。
PC1:うーむ、これかな。
- PC1は[<KEYPERSON>運転手・車掌 / <LOCATION>古いアパート]のカードを場に出します。 -
PC1:仕事を引き受けた動機も振っていい?
ST:良いですよ。でも、君はお金じゃないの?
PC1:あれはネタだってば!? では、遠慮なく振るよ。
- PC1がサイコロを振った結果、4がでました。 -
ST:あなたが今回の仕事を引き受けた動機は「悪人を叩きのめすのが好きだから」です。
PC1:人差し指を太y……
ST:おっと、その話はそこまでだ!
PC2:早っ(笑)
PC1 → 名前はジョージ。職業は動きやすいのは普通にタクシーの運転手とかだろうけど、バイク便のあんちゃんでも良い?
ST:そこの解釈はお任せしますよ。
ジョージ:では、それで。得意な技能は<DRIVING>で、不得意な技能は<HACKING>で、自称「正義のヒーロー候補生」?
ST:世界観を逸脱しないようにね。
ジョージ:「オート」さんからこの仕事を引き受ける事で、僕は生きている事に歓びを感じている……そんなバイク便のあんちゃん(アラサー)です。
PC2:では、私も。
- PC2は[<KEYPERSON>フリーター / <LOCATION>オフィスビル]のカードを場に出します。 -
PC2:では、私も引き受けた動機を決めるためにサイコロ振ります。
ST:どうぞー。
- PC2がサイコロを振った結果、6がでました。 -
ST:あなたが今回の仕事を引き受けた動機は「失っている記憶の手がかりと交換条件」です。
PC2:前回は復讐相手の情報で、今回は記憶喪失とは変なダイス運です。
ジョージ:物語の登場人物っぽくて良いんじゃない?
PC2→キミエ:キミエです。数年分の記憶を失ってしまったために、何か手に職を持っていたはずなのですがフリーターになってしまった女性です(笑)
ST:その日暮らしな事をしていたら、何故か「オート」にスカウトされたわけですね。
キミエ:私は、一体どんな記憶を失っているかは……プレイしながらネタを仕込めればと思います。
ST:今回は、どっちも行動派っぽいですね。次に手札を確定させます。
ジョージ:『得意な技能』に該当するか、またはどちらかでもないカードだっけ?
ST:カードを決める目安としてはそうですね。もちろん、フレーバーテキストで選んでも構いませんよ。
>>STの手札
>>ジョージの手札
>>キリエの手札
ST:これで全員の手札は確定しました。皆様、ゲームを始める前に再度イントロダクションを読み上げさせてもらいます。
- イントロダクションをご参照ください。 -
ジョージ:まるでシリアスの魔法だね。
ST:再確認をします。今回の【対象者】はジャーナリストで「隠蔽工作に利用されているかもしれないし、首謀者かもしれない」そんな物語になります。
キリエ:わかりました。
ST:では、皆様。本棚からA6サイズの文庫本を一冊持ってきてください。それでゲーム開始となります。
ジョージ・キリエ:よろしくお願いしまーす。
- 全員が文庫本を1冊選びました。 -