いざ、登山!
さっそく山を登ること に なるかと思いきや、まずは登山口まで歩いて いかなければ ならないことが判明。
登山口まで数時間、大昔に敷かれた石畳の上を ひたすら歩く……。
(・・;) てっきり、土の上を歩くのだと思って登山靴を買ってきたのに……
(ToT) 石畳は、土の地面と違って衝撃を吸収してくれないから、足が痛い……。
しかも、まだ早朝で あたりが暗く、ハンディ ライト片手に前方を照らしながら歩かなければ ならない。
ハンディ ライトを構えながら何時間も歩くのは手がツラい。しかも、これでは転んだ時に とっさ に手を つけない。
( >Д<;) ヘッド ライト 買うべきだった~(泣)
途中、おなじく登山口を めざす数人のグループに追いつかれては、わき に よけて道をゆずること、十数回──
(彼らの歩き方はザッザッザッ!と実にパワフルで、かつ、やたら ハイ ペースだった……)
(・・;) (意外と人気スポットなんだなぁ?)
───
~聖なる山・登山口~
(*T^T) よ、ようやく、着いた……。
息も絶え絶え……とまではいかないものの、かなり疲れてしまった。
だが、『お宝の匂いがする!』からには、立ち止まるわけには いかない。
(;^o^) ……さ、さぁッ! ここからが本番だ!
いざ、登ろうとしたところで、ボクは重大な事実に気づいた。
Σ( ̄□ ̄;) あれっ?!
( >Д<;) と、登山道が……『凍ってる』!?
季節は春。
冬に積もった雪が まだ残っており、それがカチカチに凍って山道をツルツルにしていた。
(*T^T) (聞いてないよぉ──!!)
登山口を前にボーゼンと たたずむボクを尻目に、他の観光客たちは、(ひょっとしたら全員が登山部だとでも言うのか、)凍った山道を ものともせず、ひるみもせずに、スルスル 登っていく。
ボクも お財布を はたいて防寒具や登山靴を そろえては来たものの……
山登りのプロでもないのに、弾丸 登山はリスクが高すぎる。
(-_- ;) (ここまで来て諦めるのは くやしいが──
命には代えられない。撤退だ……)
───
そうして、クーヤン島での冒険も あえなく失敗した。
その後も、似たようなことばかりで、しかし、年月だけは無情に経過していき、
学生から社会人となって就職。
ボクなりにがんばっては いたものの、重なるのは成果ではなく、年だけ……。
スタミナも 時間も おカネも 目減りしていき、ついには職すら失って しまった。
残念!
ボクの冒険/人生は、ここで終わってしまった!
~怪盗の微妙な冒険・終章~
(完)




