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帝国の至宝!

《3月1日、友邦 リコーア 王国より、王太女 殿下が来邦!

 古代シーリン朝 展に展示品として貸与する 同 時代の至宝を 携えて来られる予定。》


Σ( ̄□ ̄;) (なッ?! なんだってーッ!?)


 通学ライナー車内。

電子 広告をボンヤリ眺めていたボクは、またしても特ダネを拾ってしまった。


( ´,_ゝ`) (ふっふっふっ……。)


 物静かな車内、ひそかに ほくそ笑みながらも、ボクの頭には すでに、当日 国際 空港で待ち構えて至宝を奪取するまでの算段が組み立てられていた──。


───


~3月1日~


( ≧∀≦)ノ 今日が、天王山!

シーリン朝の至宝を いただく日!!


 下調べはナシ!

例によって、国の監視を警戒。ぶっつけ本番だ。


(´∀`) まずは、国際 空港へ行くとしよう……。


───


 空港 行き 特急ライナーに乗ること数時間……。


(;*`▽´*) ……ようやく着いたぞ!

こっからが、本番だ!


(; -_・) アレッ?


(・・;) ここ は──?  ひょっとして……。


Σ( ̄□ ̄;) ダーリナン 国 '際' 空港ぢゃなくて、ダーネハン 国 '内' 空港だッ!


( >Д<;) おなじ路線で、どちらも終点に あるから間違ったぁ~……


 今から引き返して反対側の終点、本来の目的地であるダーリナン国際 空港へ向かっても、着くまでに半日は かかるだろう。


(ToT) (こ、これで勝ったと(ry


 またしても野望は その半ばで潰えたのであった……。


《怪盗の微妙な冒険・第二部》

 (完)

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