第三十八話 プール
第三十八話 プール
早苗ちゃんは、相変わらずお粥を食べていた。確かに美味しいのだ。つられていっちゃんも、
「呑んだ次の日にはやっぱ効くなぁ〜」と追加の薬味を取りに行って、お粥を食べている。
「何でこんなここのお粥って美味しいのかしら」と早苗ちゃんも言っている。
タイのお粥は、薬味が美味しいのだ。ニンニクチップみたいな、揚げてある何かのチップを入れると一気に味が変わってめちゃくちゃ美味いのだ。
「ご飯にも慣れて来たわ」と香辛料の効いた鳥や魚も早苗ちゃんは食べていた。
「昼ごはん呼ばれているから、軽くにしとこうよ」
「うん」
昼には、早苗ちゃんパパに呼ばれているので、ちょっとずつだけ食べて、プールに行く事にした。家では、沢山食べた方が喜んでくれるだろう。少しお腹を減らしたかった。プールに行くと白人の群れだ。家族連れも多い。目が慣れてくると、色々な国から来ているのがわかる。ちょいと前だとみんな同じ顔にしか見えなかったが、最近違いがわかる様になって来た。例えばロシア人とかは直ぐにわかる。白い。女の人は、キツネを美人にした様な感じだ。(良い意味で、コンプラで気を使う 笑笑)
それに人が多い。寒いから暖かい所に来ているのだろうか?!アメリカ人のおばさんは横柄 一部 笑笑 若い男は丁寧で優しい。おとなしいくてオタクっぽい。
オーストラリア人は友好的、東南アジア行って仲良くなる白人は、大体オーストラリア人だ。香港人は金持ちで大人しい、紳士。中国人は団体様、インド人の団体には最初から近づかない。ひとりひとりは良い人かも知れないが、団体では仲良くなれそうにはなかった。タイの中では、そんな感じだった。しかし、ホテルのプールには白人しかいなかった。いっちゃんは、外国行ってもなんも気にしないので、一番良さげな場所のベットに寝て、早苗ちゃんを呼んだ。
「なんか、ちょっとビビるわ」
「気にしなくていいよ」と言うと、
「偶には、頼りになるのね」と笑っていた。白人の金持ちっぽい集団の中には直ぐに入っていけない感は良くわかる。しかも、プールは特に、海ならそういう感はないが。
しかし、そのうちに早苗ちゃんは白人の子供と喋っていた。すぐに慣れるものである。
早苗ちゃんは子供が好きだった。男の兄弟に挟まれているからなのか?!優しいお姉ちゃん感が半端ないのだ。直ぐに子供に声をかけられる。
「相変わらず、おっさんと子供にはモテモテやな」と言うと、
「おっさんは要らんけど」と言って笑っていた。少しだけプールの水に浸かった。
早苗ちゃんの肉体はここ二、三日で、エロさが増していた。
部屋に戻って来た。
「そうや、お土産持って行かなあかんなぁ〜」と言うと、
「いっぱい持って来てるわよ、お父さんの好きな草加せんべいあるし、ああ、それと、」何と早苗ちゃんが甚兵衛を持って来てくれたのだった。お父さんの分と、いっちゃんの分もあった。早苗ちゃんは、浴衣だ。
「これ来ていこうよ」
「おお、凄いなぁ〜 やたら荷物が多いなぁ〜と思っていたらこう言う事だったのね」と言うと、優しい表情をした。
(やっぱり早苗ちゃん好きだな、逃がしたくねぇ〜)と思ってしまったのだ。女性のお姉さん感や、母親感に男は弱い。
「そろそろ降りようか?!」
「うん」
で、ホテルのフロントまで降りてタクシー乗り場に向かった。
続く〜




