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第三十話 ガンアンドエレファント

第三十話 ガンアンドエレファント

 パッタヤーの内側の方に進んで行く。

だんだんとバイクの数も減って来たので、快適だ。

 しばらく進んでいると、バス停?!

みたいな感じの所に学生たちが沢山いた。

 その連中から観ると、やはり自分達は一発で外国人に見えるのだろうか?!こっちを見ながら、何か叫んでいる。

 陽気な連中だが、何か普通の騒がしい連中とは少し違っていて、面白そうだったので、引き返した。

 制服を着た高校生のレディボーイ達だ。ホンマに独特の陽気さだ。

 日本の高校生がレディボーイの格好に、アレンジした制服なんか着ていたら、そりゃあもう学校で大変な問題になるだろう。

 しかし、彼らの服装や雰囲気が個性的で格好いいのだ。

彼らに?!彼女らに?!近づき、挨拶をすると、ジャパニーズ?!Nihonjin?!と言われた。

 現地の高校生は、男女中間その他の人をを問わず、結構日本人の事は好きだ。

 むしろ、夜の本職のレディボーイやお姉さん達の中には日本人嫌いなひとがいる。

「ハイ!!」と言うと、

「Where are you going now?!」と聞いて来たので、早苗ちゃんが、

「We want to see where we can shoot and see the elephant」

 とか小難しく答えていたが、

「ガンアンドエレファント、うい ウオンつうふぁん、ルッキングふぉーなう」と言うと、

「OK!!」

「ボースオッケー、ジスプレイス」

と、スマホを取り出して教えてくれた。

 相変わらず早苗ちゃんがムッとするのがわかったが、会話のマウント取るのもこれくらいにしといたろうと思った。笑笑

 それからバイクを飛ばして、像のいる所はすぐにわかったが、銃を撃てる所が見つからなかった。背の高い枯れかけた雑草が多く茂っていて、なかなか見つからなかったのだ。

 やっとの思いで見つけたが、某国の連中が、撃ちもしないのに騒いでる。

 彼等は金持ってる癖に意外とセコイ。団体なのにボレットけちって数人しか撃っていないのに色々講釈ばっかりデカい声で喋っている。

「こういう時はバンバン撃たなきゃ」と言うと早苗ちゃんは、

「少し怖いわよ」と言っていたので、

「M16なら誰でも撃てるよ」と言うと、

 早苗ちゃんM16をバンバン撃ち出した。

結構、的に当たり出して、しまいに瓶まで割り出した。

「面白いでしょ、と言うと

「うん、でも物足りないわね〜」と何故か目がデカくなって来て覚醒し出した。

 はっきり言ってM16はガスガンと変わらない。面白くないのだ。

「M16は子供でも撃てるからね、だから逆に怖いよ、少年兵や、少年ギャングが良く使うのさ」と言うと

「ホント〜?!」とか言っていた。

 まぢで、軽く人を殺せると思うとゾッとする銃だ。

 これ撃ってみる?!と357マグナムを渡すと一発撃って黙ってしまった。ヘッドホンをつけていてもマグナム弾は男でもビビるのだ。

「こんなの撃てないわよ」

「一発撃てただけでも凄いよ」と言ってグロックを渡すと、また調子こいて撃ち出した。薄いピンクのゴーグルが格好良くて様になっていた。

 いっちゃんは最初、無理して357マグナムを撃っていたが、やはりグロックに変えた。正直、357マグナムなど、実用性がないと思う。アメリカの警察官はよく撃っていたなぁ〜と思う。やはり今は、グロックが一番撃ちやすいと思う。安定しているのだ。そんなこんなで、銃も撃てたし、像も見たので、もう充分満足した。

「そろそろ早苗ちゃんのお父さんと会う段取りつけようか?!」と言うと、

「うん」と黙ってしまった。色々と複雑な気持ちなんだろう。

「とりあえずホテルに帰ろうか」と言うと

「うん」と少し笑った。

 帰り道、また別の学生達とすれ違った。

相変わらず、陽気に手を振ってくれた。


 続く〜

 

 

 

 

 

 

 

 

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