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第二十三話 SEXLinux

第二十三話 SEXLinux

「とりあえず、メールしてみたら」と、かずみちゃんが、早苗ちゃんに言った。

「わかった、おっさんと行くと言った方が、逆に?!怒って、会ってくれるかなぁ〜」と早苗ちゃんが言うと、流石に、いっちゃんが

「おっさんで悪かったなぁ〜」と半分冗談で怒ると、皆んな大爆笑になった。

 そうこうしてるうちに、早苗ちゃんにメールが飛んで来た。

「お父さん、パッタヤーに居るって」

「おう、タイか?!男のパラダイスやん」と丸男が言うと、いっちゃんが、

「今は、別に家族連れとかも多いし、普通に観光地やで、世界中から来る、アグレッシブな港街やで」と言った。

「何処でも行っとんなぁ〜いっちゃんは」

と大将が言うと、早苗ちゃんが、

「あっ、まさか、タイの女の子?!玄関歯ブラシの女の子でしょう?!」

「当たり」笑笑 と言うと、かずみちゃんが、

「やっぱり、えろおやぢとは辞めといた方がいいんぢゃないの〜」とかずみちゃん言うと、また大爆笑になった。

「あのねぇ〜 タイの女の子は、ちゃんと日本に来て結婚しないか?!と言ってちゃんと付き合っていたのよ、やだねぇ〜 愛を知らない人は」と言うと、まぢでかずみちゃんの表情が変わって、悪い雰囲気になってしまったので、

「まあまあ、冗談だよ、中学生の息子がいたからお互いさよならしたんだよ、大変なんだよ、他人の子のお父さんになるって」と言うと、

「ごめん」とかずみちゃんが言ったので丸男が、

「ま〜ええやん、人生色々!!」と言って事なきを得た。

 かずみちゃんは、彼氏と別れたばっかだった。

 (しもた、言い過ぎた)といっちゃんは、思ったが、後の祭りだった。

 早苗ちゃんが、

「いっちゃんは、何でもやり過ぎ、言い過ぎなのよ」

「はいはい、ごめんなさい」と言うと、

「ハイは一回でいいのよ」と早苗ちゃんが言うと、大将が、

「まあええやん、いっちゃんは本当は優しいんやで、中国人にも貢いでいたし」と言うと、丸男が爆笑して皆んな大笑いになった。

「しかし、いっちゃん休みは取れんの?!」と大将が続けて言うと、

「そーなんよねぇ〜 学校休むと授業にまるで付いて行けないのよ〜 何とかLinuxだけは頑張んないと」

「今、何処やってるん?!」と、エンジニアの丸男が言うと、いっちゃんは、

「SEXLinuxと言った。笑笑

「阿保か、怒られんぞ!!SELinuxだろ?! 強制アクセス制御な!!このあんぽんたん!!それがないと、ウイルスや乗っ取りで大変な事になるんやでと言われてしまった。

 しかし、いっちゃんは、教科書の文字をみる度に笑ってしまっていたのだ。

「しかし、Linuxの用語って、何かエロさを感じるぞ〜 ふざけた用語多くね?!デーモン閣下とか?!」と、いっちゃんが言うと、早苗ちゃんもかずみちゃんも(あかんわこの人)と言う顔をしていた。さらに、

「Debianとかも〜」と言うと、かずみちゃんが、

「馬鹿ね、ビアンでレズビアンとか想像して反応したんでしょ、あのね、Debianって、開発者が、自分の名前と恋人の名前を重ね合わせて、作ったプログラム言語なのよ。後に、二人は結婚するわ」と、阿保を見るような目から、途中でかずみちゃんはロマンティックな表情に変わっていた。

 それを観て丸男は、

「俺の苗字にならない?!」としょうもない事を言い出し、

「馬鹿ばっかし」とかずみちゃんに言われて、また大爆笑になった。



 続く〜

 

 

 

 

 



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