ウサギ
前略。とあるFBIの若い女性が私を守って、私を車まで護送しました。
私が恨みを忘れない懺悔の影に攻撃された時、コリーンさんは目標の未知実体を倒したらしい。
それはともかく。
カリフォルニアの40号高速道路の近く。今の状況は、私はコリーンさんのとなりにいて、二人の、男性と若い女性のFBIさんがFBIの車にもたれかかっている。
男性は大きくてオーラも強い。見るからには上官みたい。ヤクザみたいな笑顔をしている。
それと、FBIの男性は…悔しそう兎耳の女の子を掴んでいる?
「結局、こんな弱いやつよ。弱いけどお金を忘れないよな」
コリーンさんは相変わらずの態度でFBIさんと話している。すごい。私は口を開く勇気もないのに。
「心配する必要ない。でも、まぁ」
上官みたいなFBIさんは兎耳の女の子の頭を揉んで、
「弱い未知実体と言っても、私たちはもう業務量を増やしたくねぇ。困るな」
「貴様!誰か未知の実体だ!誰か弱いのだ!あたしは誰なのか知ってるか!」
あ、兎耳の女の子は子供のように怒った。
「あたしは天宮の玉兎!あたしを、あたしを傷つけたら、天宮の数万の天兵が貴様らを全部殺す!二十八宿の将、五岳四瀆の地神、九曜星の神官、誰か来ても貴様らを簡単に…あう」
そしてFBIさんに頭を叩かれた。
「と、うるさいから面倒だ。だからもうーつの仕事頼む」
「なんだい?」
「この兎耳の子供はお前に任せてる」
「オレは保育士じゃねぇよ」
「殺してもいい」
「殺さねぇ」
「じゃあこの値段で」
FBIさんは電卓をコリーンさんに見せた。
「ほうー。いいな」
「こいつの話によると、彼女は中国の天宮の関係者。こいつを寝返り工作をできると、この値段」
「貴様!」
兎耳の女の子が全力でFBIさんの指を噛んだ。
そして、硬いものを噛んだみたいに再び口を開けた。痛そうだ。
「うむ。でもこっちは日本の退魔巫女を引き取ったばかりなのに、また中国の玉兎を引き取るとは」
「やる?やらない?」
「やる」
「じゃあ、私たちは去る。私たちは君たちのことを知らない。会ったことがない。今日はなにも起こらない。ちゃんと覚えよう」
こうして、FBIたちは車で出た。
「…」
気まずい。
私が兎耳の女の子に目を向けて、
「あの」
「なによ!」
泣きたい顔つきで叫んでる。こ、怖い!でも可愛い。その耳は、本物?服は織女みたい。いや、まずは名前からほうが…
「おーい」
コリーンさんは私たちを呼んだ。
「帰るぞ、車に乗れ!」




