winter spell
冷たい風が吹き抜ける
白銀の髪を靡かせて立つ君
赤い瞳が語る物語は
静寂の中に響く声
雪の結晶が舞い降りて
君の髪にそっと触れる
その瞬間
時が止まる
永遠の冬の中と錯覚
映る景色は皆平等に
寒さを分け与える
凍てつく湖
凍える木々
空気が頬を撫でる度に
君の息が白く染まる
その息が語るのは
過去の記憶
未来の夢
見つけた温もり
それは君の足跡
雪に刻まれ
道は続く
一歩一歩
進む跡がつく
迷わない
赤い瞳が道を照らす
君の心に宿るのは
冬の寒さを溶かす
どんなものにも代え難いもの
雪の結晶が舞い降りて
君の髪にそっと触れる
その瞬間
時が止まる
永遠の冬の中と錯覚
冷たい風が吹き抜ける
白銀の髪を靡かせて立つ君
赤い瞳が語る物語は
静寂の中に響く声