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詩全集2

winter spell

作者: 那須茄子

冷たい風が吹き抜ける

白銀の髪を靡かせて立つ君

赤い瞳が語る物語は

静寂の中に響く声


雪の結晶が舞い降りて

君の髪にそっと触れる

その瞬間

時が止まる

永遠の冬の中と錯覚


映る景色は皆平等に

寒さを分け与える

凍てつく湖

凍える木々


空気が頬を撫でる度に

君の息が白く染まる

その息が語るのは

過去の記憶

未来の夢


見つけた温もり

それは君の足跡

雪に刻まれ

道は続く

一歩一歩

進む跡がつく

迷わない

赤い瞳が道を照らす


君の心に宿るのは

冬の寒さを溶かす

どんなものにも代え難いもの



雪の結晶が舞い降りて

君の髪にそっと触れる

その瞬間

時が止まる

永遠の冬の中と錯覚



冷たい風が吹き抜ける

白銀の髪を靡かせて立つ君

赤い瞳が語る物語は

静寂の中に響く声


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