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0話

エピローグの用に書いた話をプロローグに採用……

0話のみ短めの投稿です。1,2話が5000文字、本編3話以降は3000文字に調整してあります。

 【 とある未来 】 


 

 エルフの母が厚い本を開き、娘に読み聞かせている。


「……波乱万丈な人生に憧れず、(ゆる)やかな安寧(あんねい)を作り維持する事が繁栄の一歩である。未来の子らが今と同様の平穏な世の中を享受(きょうじゅ)できる事を、末永(すえなが)く生き甲斐を持って過ごせる事を、心より切望するものである」



「平穏??」


「あ~ そこ、気になるよね~ あれだけやっといて平穏だったと思ってたみたいよ?」


「あれだけ世界中の国の法律を書き換え、国の数が一気に6つまで減ったのに平穏だったと……」


「ん~ それはこの本を書いた後の事だからかな」


「……人間って恐ろしく無いの?」


「知らないから怖いって事はあると思うけど、知ってみれば行動原理は余り違いは無いのよ。誰もが幸せになりたいだけなの」


「だからこそよ。地形まで変えてしまうのよ」


「家族の為にね! あなたも(とつ)ぐのよ。それができる人の血筋に、大事にしてもらいなさい」


「他の子でも良いじゃない~ 何で私~?」


「いや? 今度の子はあの人に凄い似てるの。私のただの我儘(わがまま)だけど、あの子にあなたが幸せにして貰えるところが見たいのよ」



「むー」


「嫌なら変えて貰うわよ? 今回だけ無理にお願いしたのだけど、候補はかなり居るはずだもの」



「……大事にしてくれると思う?」


「大丈夫よ。あそこは700年前からずっと女性に優しいから」


「ん~ 前向きに検討するわ」


「ふふふ…… あと3年はあるからゆっくり考えなさい」


「この前初めて見たけど、凄い頼り無さそうだったのよね~ 面白そうではあったけど」


「あははは! 私が初めてあの人と会った時に全く同じ事思ったわ! すっごいお勧めよ」




 【 閑話 】     ないしょ話



「……実はね ……あの人ってxxxの開発もしたのよ……」


「……えっ 男性なのに?? ……xxxとかも?」


「……それもだけど、その前のxxxとxxxもかな……」


「……うゎぁ ……じゃ、xxxは?」


「……そっちは違うけど、その元になったxxxをドワ研に持ち込んだのがあの人なのよね……」



「……」



「まぁ色々と怪しい物も物騒な物も開発してたけど、最も長く売れて最も評価されたのが『ルァニエス』よ」


「?」


「子供が欲しい奥様達から寝室の守護聖人って呼ばれる程でね。いつの間にか入れ替わっちゃったのだけれど、今『ルァニエス』って呼んでる物は700年前は『ベッド』って名称だったのよ」



「何でそんなことに…… 寝具なんて酷い名前って思ってたけど逆だったのね」



スマホで表示したら会話だけのお話しは非常に見難い事に気付きました。

そのため改行を増やしたのですが、今度はPCだと見栄えが悪い気がします。

0話のみこのスタイルにしておきます。



リアクション貰えるとうれしいです。

よろしくお願いいたします。

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