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詩「サンマの詩」

作者: 有原悠二

螺旋を描いている、宇宙を反射して、その擬

態は夜だ――午前三時前の静けさの鈴は――

胃を通過して、小腸を通過して、大腸、つま

りはらわたをくまなく夜(透明な)が通過す

るのだ。木に近づいていく、小鳥の、緑色の

影、深い、淡い、影のempty「空っぽなのさ、

空っぽ」の滴り、イギリスから届いた空の傘

――水玉模様は病気、死――繰り返す泡だ、

泡、泡(流氷(そして南の島へ((経て)すべ

ての還元する玉突き、ジ、事故だ、狂人だ、

ダダだ、ダダイストの、無政府?「「…ここは

とても冷たいわ――」こんばんは、お友達、

いい毛だ、煙だ、蹴っ飛ばしだ…」


(舌の上に数式を

)爆発!


寒中水泳、身は氷だ、クリスマス、舌の上に

幻の神だ!神だ!神だ!ダダ的だ!卑下!

「目下、黙認中の(胎児、))胎動の。できた

ばかりの心臓に新鮮な酸の時間だ!止まれ!

坂道!いただいた骨の」限りある空気、食う、

空っぽのempty! 標本は透明になって夜を

泳ぐ――標本は透明になって夜を泳ぐ――標

本は透明になって――。循環、なにも見えな

い、盲目の、近視と乱視と、カラスに似てい

る青空と、加害者だ、標本は透明になって、

夜を泳ぐ、夜を泳ぐ――。溺れる、赤い糸に、

満月の輪郭をマクロの爆発だ!有刺鉄線、尻

尾、標本は透明になって泳ぐ夜、糸、赤い海、

爆発の爆発の概念は新しいマクロだ!

「empty!」きみは死んだ((死んだ(永遠の影」

―― 


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