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4章 地獄のゲーム…開始!

僕達は廊下に出た。目の前には5つの扉が並んでいた。

《次のステージは自分たちで選んでいいよ。》男の声がした。老人のような…だが甘い声だ。

「あーはいはい。ご親切にどうも。」猛が投げやりに言った。

「で?どのステージに行く?」夏奈が言った。

「右から1つずつ進もう。そうすれば、このステージやったけ?と迷うこともない。」「さーんせーい!」僕の案に2人は賛成した。

右の部屋に入ると、果物のイラストがそれぞれ別に描かれている紙が6枚ほど壁に貼られていた。

《ようこそ!ここはレベル2の部屋さ。今回も制限時間を付けさせてもらうよ!タイムは20分。せいぜい頑張ることだ。あ!そういえば1ステージのクリアタイムは6分!まあまあだね…ははは!》と、めちゃくちゃウザい声がスピーカーから流れてきた。

「あのさ、お前ふざけんなよ?子供閉じ込めておいて、恥ずかしくないの?なあ!」猛は男に怒りをぶつけるように叫んだ。

《おっと!閉じ込めるなんて人聞きの悪い…ワシはお前達と遊んでやっているのだぞ?》だそうだ。待ってー。今僕の中で何かがプツンと切れましたよ?(怒)

「はあ?遊んであげてる?馬鹿にするのも大概にしろ!」猛は怒鳴りつけた。

《はーん…ワシにそんなことを言っていいとでも?》「ああ?どういうことだ?」《ふふふ…あーっはっはっは!いっただろ?殺すって。でも、そうしたらつまらない。今回はペナルティーで許してやろう。》その瞬間バチバチっと何かが弾ける音がした。それと同時に猛の悲鳴が聞こえた。

「うわーーー!」!どうしたんだ?

「猛どうし…は!」猛方を見て僕は目を大きく見開いた。猛の身体から火花が散っている。帯電していろ…のか?

「うわーー!」「キャー!」僕と夏奈は叫んだ。

「く、苦しい…助…けてくれ…慎司…夏奈…」[猛!おい!」「死ぬなないで…猛…」僕と夏奈はもう泣きそうだ。近寄れないまま時間が刻一刻と過ぎていく。今、何分経ているんだ?1分?10秒?時間が分からなくなっていく。

「猛ーーー!」僕は叫んだ。その瞬間、猛の体を駆け巡っていた光としびれていたように痙攣した体がピタリと止まった。途端に猛が力が抜けたように倒れた。僕は焦って猛を揺さぶった。

「はあ、はあ。」と猛は荒い息遣いで苦しそうだ。だが生きてる…よかった。

「猛…大丈夫?」「ああ…はあ…はあ、大丈夫だ。はあ…はあ。」と猛は苦しみながら答えた。

「おい!なんでこんなことをするんだ!」《ワシに逆らうからだ。殺さなかったんだからよいだろう。》この男ーーー!ふざけんなよ…。きっと痛い目見せてやる。僕は心の中でそう誓った。

《そんなに怖い顔をするな。》!?なんで僕達が怒っているのが分かるんだ?監視カメラか…。いや、でも街には監視カメラらしき物は無かった。そう考えると街には街灯も電線も無かった。…街に電気なんてあったか…?ということは、男は僕達が見える場所にいる…ということか?

《おや…?気が付いたんだね。魔嵐慎司君?この世界には電気がない…と。》!?僕の考えていることが分かるのか?

「!?ねえ!どういうこと!?」

《よく思い出してみなさい?街に街灯はあったかい?電線はあったかい? 無かった。この世界はそこまで文明が発達していない。》

「でもおかしいでしょ!?電気だ無かったら、私達ここに入って来た時どうやって明かりをつけたの?どうやって猛に電気を流したの?」その通りだ。猛に流れていたのは間違い無く電気だった。

「ていうかどうして俺の体に電気を流せたんだ?俺ら、体に電気流す機械みたいなの入れられた覚えないんだけど?」すっかり元気になった猛が言った。

《魔物の力…》「はあ?」《魔物の力さ!魔物にはそれぞれ特質がある。水を操れる奴もいれば、炎を操れる奴もいる。ワシはその中の電気を操れる魔物の特質を生かして電気を点けたり、電気を流したりしたんだ。》「じゃあ――…」《おっと、残り時間あと7分だね。頑張りな。》猛の話をさえぎって男は言った。

「おい!ズルすんな!」《おや?先に喋りかけてきたのはそっちだろう?言いがかりはよしてくれ》「何だよ…それ。」「もう時間は取り戻せないんだから、残った時間で謎を解こう?」「そうだぞ猛。夏奈は正しいと思う。一緒に謎を解こう?」「無理でしょ?あと…7分しかないんだぜ?最初のステージで6分かかったんだからもう…解けねえよ…!」「そんなことな…」「うっせえ!お前らはあの電気を流されてないから分からないかもしれねえが、…あれ…苦しいんだ、痛いんだ…こんなとこいたくないよ!」猛の目から涙が流れた。

「分かるよ、猛。見ているだけで分かるよ。やだよね。こんなとこいたくないよね。だから、1秒でも早く脱出出来るようにみんなで力を合わせよう…?」夏奈が優しく言った。夏奈の目にも涙が浮かんでいる。「うん!…うん!ぐす…うう…」猛は2度頷いて、声に出して泣いた。

「よ、よし!気を取り直して、謎を解こう!」「うん!」「ああ!」泣き顔が笑顔になった。

そのまま、果物のイラストが貼ってある場所に行った。そこには、6枚の紙に果物が右上から苺、左に行って葡萄、バナナ、下に行ってみかん、右に行ってリンゴ、パイナップルのイラストが描かれていた。1ステージのようにイラストの下を見ると問題が書いてあった。

≪この果物の中で、2020年に1番人気だった果物は?≫という問題だった。

「は?こんなの当てずっぽうじゃないとほぼ不可能じゃん…」夏奈は問題を見ながら言った。

「それな~」僕と猛は口を揃えて言った。

《残り時間あと2分》男が口をはさんだ。

「うるさい!」全員揃って言った。

《…!》男は一瞬ひるんだように聞こえた。

「で?答えは何?」「ここは勘でいくしかないか…」

《回答回数は1ステージ1回まで。1回でも間違ったらさっきの猛君みたいになるよ。》!?

「これは、適当に答えるなんて出ないね…」「そ、それな~…」さっきより酷くテンションが下がった。 当たり前か…。誰も猛のようになりたくないよな…。

「多数決で決めよう。話し合っても何にもなんないから。」「賛成…」こうして、多数決が始まった。

        …結果発表…

苺…0票

葡萄…0票

バナナ…1票

みかん…1票

りんご…1票

パイナップル…0票    バナナ、みかん、りんごだけで再多数決

      

        …再多数決 結果発表…

バナナ…0票

みかん…2票

りんご…1票       みかんに決定


という結果になった。

《あと15秒だが、答えは決まったかな?》男の声がした。

「答えは…みかんだ。」全員揃えていった。 当たったのか?外れたのか?

《答えは………みかんだ!正解!おめでとう!次のステージに進めるよ!》…ふう。正解、良かった。僕は安心して腰を下ろした。いやはや、ギリギリは心臓に悪いねー…。

…5分後…

気持ちが落ち着き、廊下に出た。

《ステージを選んで!》男の声だ。僕達は迷わず2ステージの隣(右)の部屋に行った。

《ここは、レベル3の部屋さ。先ほどのステージのようにまぐれではほぼ当たらないよ。》「クリアの確率がグンと下がるわけだ。」「運が使えなくならね~」《このステージは1人1回、回答していいよ。》「分かった。…クリアしたら本当に出れるんだな?」《もちろんさ。ワシに嘘はない。》

僕はその言葉を聞き、絶対クリアしてやると決意したのだった。

前回も前々回も変なところに投稿してしまい申し訳ございません。次話投稿のやり方を知ったのでもう大丈夫です。

なお、謎解きの答えの説明はクリアしてから公開します。

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