一見さん(いちげんさん)お断りの理由
朝晩涼しく日中適度に暑い。
この感じが真夏だったらよかったのにと思いますね~
(関西圏より)
ごきげんよう!
「さよなら茶漬け」「~どす~」に続く「一見さんお断り」
今回はこの一見さんお断りについて書いてみたいと思います。
一見さんとは、特に京都の接客業において「前情報の無い初見の客」と言う定義をしています。
なぜ、断られるのか?
第一の理由が
「その顧客の情報が無いので充分な持て成しが出来ない」
第二の理由が
「その顧客の信用情報(住所・氏名・等)が無いから」
第三の理由が
「その顧客の保証をしてくれるその店の常連が居ないから」
だいたい、この三つが理由になります。
なので一見さんお断りのお店へ行きたい場合はそのお店の常連さんにお願いして一度連れて行って貰うと言う手段を取らねばなりません。
で、連れて行ってもらって常連さんからお店の方へ「私の知り合いの〇〇さんですわ」と紹介されてこれで「顔繋ぎ」が出来ます。
この時にお店は一見さんである貴方の「食の好み、飲み物の好み、食べる速さ、好みの器の傾向、等々」を観察します。
一度、紹介された貴方はこれで次には自分で予約を入れる事が出来ます
その時に「〇〇さんに一度連れて行って貰った〇〇です」と言えば快く予約を受けてくれます。
(繁盛店だったりすると記憶が混線してる時があるので、最初に連れて行ってくれた方の所へ店が電話して確認してしっかりした持て成しが出来る様にします)
大変面倒な仕組みですが、これによりお店は確実な客を確保出来、客の方は手堅い良い持て成しを受けることが出来ます。
(長く通えば通うほど味わい深い良い持て成しになります)
ただ、最近は観光客の方でこういう一見さんお断りのお店へ行きたい人が多いので京都市内の大手ホテルに宿泊するなら予約時に〇〇と言うお店へ行きたいんですけどと相談すると「畏まりました。当ホテルからのご紹介で入店できる手配を致します」と言う事の出来るお店が増えてきております。
敷居が高い!何様だ!などと仰る方が多いのも判っておりますが、この一見さんお断りsystemは古臭いかも知れませんが古今変わらぬ「人と人との間での接待される~接客をする」である以上これ以上ないお店のセキュリティ&お客さんが受けるサービス向上&店側のサービス向上systemだと思うのです。
たいがいの京都市在住者は一見さんお断りのお店へ行く事はほぼありません。
なぜなら格式以前に「価格がお高いから」
ただ、時々「一見さんお断りの拘りの居酒屋」や「一見さんお断りの旨い焼き肉屋」の話を筆者は聞いた事あるので、まだまだ京都市内には知られてない「お手頃価格の一見さんお断りの店」があるのかも知れません




