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北山杉の磨き丸太

ごきげんよう!


関西圏は土曜日(2019.9月14日)までは涼しかったんですが、今日(15日)は暑いです。。


北山杉の磨き丸太って言ってもピンと来る方は少ないと思います。

温泉宿や、茶室、等にある床の間(とこのま…畳の部屋の上座に設置される事のある一段高い座敷飾り、床柱とこばしら床框とこかまちで構成される。掛け軸飾ってあって香炉や生け花等が飾られる)の床柱に使われる事が多い材木です。

※この文章以後、北山杉の磨き丸太を北山杉と略称します。


北山杉の歴史は室町時代に既に製法が確立していた様です。

加工方法は伐採して直ぐに樹皮を剥ぎ、真夏の天日に一週間晒してから水に漬けて砂で磨いて滑らかにしてから乾燥させます。

この加工の加減で艶があり、また割れにくくなるそうです。


また、北山杉は他の植林された杉以上に丁寧な「枝打ち」が行われており、根本~かなりの先まで太さが均一になるように育てられています。

この技法は江戸時代には既に確立されており、北山から全国各地の屋敷や寺社の床柱や飾り柱、茶室の室内部材として出荷されたそうです。


WW2以後は高度成長期の住宅や旅館の建材、バブルの頃の立派な和風建築時の高級建材として結構取引きされたのですが、バブル後は徐々に建材としての売れ行きが落ちて行きます。

そうした中で北山杉を新しい用途を生産者が地方自治体等の協力を得て、北山杉をスライスして真中をくり抜き「北山杉ライト」やくり抜いた北山杉で作ったスピーカー等を出してきたりして北山杉の知名度向上と素材の良さを発信して居られます。


ウチの家の床の間の床柱北山杉だよ!もしくはどこどこのお寺の柱が北山杉だった!どこかの旅館の床の間や室内の何かに使われていたのをご覧になられたら、北山杉…室町時代から今も同じ工法で作られてる磨き丸太なんだと思い出して頂けると幸いです。



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