【絶滅危惧料理その2】小田巻蒸し
ごきげんよう!
日差しは強いが風は秋を少しは感じさせてくれるくらいのが吹く様になりましたね。
今回も絶滅危惧料理のお話をさせて頂きたいと思います。
今回は「小田巻き蒸し(おだまきむし)」
これ、茶わん蒸しの中にうどんが入ってるお料理で、元とは大阪の船場(せんば…江戸~明治にかけての大阪の商業の中心地)商人たちが生み出したもので、川運で繋がってる京都・伏見の商人から京都市内の商人に伝わったとされております。
大阪では冠婚葬祭時に出すご馳走で、京都では冬の寒い時期のご馳走になりました。
筆者は記憶にないのですが、幼少期までは市内のうどん屋で冬期限定メニューとして販売されていた様です。
物心ついてからは市内のうどん屋で小田巻き蒸しを販売している処は見た事ないですね。
(ひょっとすると常連のみの隠しメニューで販売しているのかも知れません)
筆者も自宅で作った事ありますが、大変時間がかかり(茶碗蒸しより大きい器で茶碗蒸しの材料とうどんを入れて蒸し固める)2回ほどしか作ってません(笑)
おそらく食生活の変化(肉系、乳製品を食べる量の増加)と外食は手早く出てくる(ファーストフードやそれに準じたスピードで出せる飲食店の増加)経験とかで売り手の方も効率と販売価格の絡みで販売しなくなったのでしょうね。恐らくですが
小田巻きとは元々麻の糸のまいた玉の事をいい、茶わん蒸しの中のうどんを麻の糸玉に見立ててる、船場の商人の表現の旨さ洒落てますよね。
(そのうち、大阪の船場商人と京都の商人、実は話し方がかなり近いお話とかしたいと思います)




