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京都らしい歴史を感じるお話

ごきげんよう!


昨日SNSでのやり取りで「あぁ~これも京都らしい話なんだ」と思ったので今回のお話を書いてみたいと思います。


あちこちに歴史を感じる石碑や石柱があるからってお話ではなくて「人から人への伝承」的なお話です。筆者は小学生の頃は近所の銭湯、中学以上からは自転車で色んな銭湯へ行く様になってました。

京都は銭湯が多く、また銭湯の回数券は京都府内の銭湯全てで使えるので何処へ入っても値段が同じだからと言うのもあるのですが、一番は「何処の銭湯にも面白歴史話をする老人」が居たからです。


一番何処の銭湯(俗に言う洛中のみ)でも聞いたのが、見て来た様に語られる「応仁の乱」

語り口も「儂が小さい時に戦さ(いくさ…決して戦争とは言わない)があってな、下御霊さん(しもごりょうさん…下御霊神社)の杜で畠山さん所が兄弟喧嘩しはってな、そこから飛び火して将軍さんの席の取り合い(会社の社長さんみたいなモンやな)になった訳や

しかも昔の事やさかい話合いで何とかならんのなら弓矢と刀(ここで弓ひくジェスチャーと刀振るジェスチャーが入る)使こぅたいくさになったんや


東は御所(幕府)の細川はん、西は千本釈迦堂の山名はん

※大きくなってから東も西も畠山氏(本当に兄弟対決)なのを知りました。

西が勝って東が勝ってを繰り返しでな、相国寺でのいくさで双方疲労困憊…いくさに出せる力が出ん様になってな

それから日ノ本は信長さんが上洛(京都に来る事や)しはるくらいまで戦国時代と言われる長い長い酷い時代やったんやでぇ

色んな銭湯で聞いた話を混ぜ合わせて話を書きましたがこんな感じだったかと


次は筆者が京都に住んでる人間にしては珍しくあちこちの町内の老人と話すのが好きなのもあって聞いた話です。(壬生に住む老人)


壬生の人以外(商家や新撰組の強制捜査で斬り合いがあって後始末を現場の人がするしかなかった人達等々)は新撰組に対して良い感情をもっていませんでした。

なので「壬生狼」(みぶろ)と言われたわけです。


1人の老人から聞いたのが「儂の爺さんはあの新撰組の沖田(総司)はんに壬生寺の境内で遊んでもらったんやでぇ~(スゴイ嬉しそうな遠くを見る目)」すごい嬉しいのと誇らしいのが混ざり合ってたのと祖父と孫(お話してくれた方)の直接の繋がりがこの短い会話の中に、実際と実感と事実が入ってるから聞いてる方も実感が移ってくるんだと思います。


もう一人の老人は「爺さんから聞いたんやけど、儂のひい爺さんは新撰組の密偵しててなぁ~伏見の蔵屋敷(端折ってますが、この蔵屋敷は薩摩の蔵屋敷だと思われ)見張ってたり、京都の町に不案内な隊士(新撰組)はんをすいすい通れる道に案内してなぁ(要は道のショートカットです)


落ちになりそうですが、最後に書く話が一番面白いと思いますよ(笑)

顔なじみの職人のお家の方が体験されたお話です。

とある新撰組の隊士がとあるお家の前にあった(盆栽台にのってる)盆栽をもって壬生の屯所に戻りました。そこのお家の方は怒って屯所まで追いかけ「ウチは~(屋号)やでぇ~(盆栽)返しぃ」それを屯所に入る近藤と土方が聞きつつ無視して入ったそうです。

その時たまたま用事で来ていた会津藩の上級武士と戻って来た近藤、土方がこの上級藩士との会話の中で

近藤・土方「表でババァが~(屋号)やでぇ~返しぃと言ってましてな(ガハハ)」

それを聞いた上級武士…顔面蒼白

「良いか!両名!その方の所へ隊士が盗ったものと菓子折り持って謝りにいくのじゃ!よいな!」

その~(屋号)とは御所御用(今で言う皇室御用達、今でもそうです)を務める職人でありました。

近藤・土方も顔面蒼白となり、次の日、盆栽と菓子折りをもって謝罪に来て、盗んだ隊士の腹を切らせると言ったそうですが、その方は「腹切ってもうても困ります。盆栽返して貰ぅたし、今後こんな事しはらへんたら文句は無いですわ」

このババアこそ、筆者の顔なじみの職人さんの曾祖母に当たる方です。


筆者が聞くことが出来た話はこれくらいですが、まだまだ埋もれた面白い歴史を感じる話があるのではと思っております。

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