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京都の喫茶店

ごきげんよう!


こう暑いと移動中に喫茶店でお茶でもしようかと思いますね。アイスコーヒー、ミックスジュース、クリームソーダ、よく効いた冷房の中で飲む冷たい飲料、暑い時期にあまり冷たい飲み物ガブガブ飲んじゃダメなのは判っていても飲みたいっ!


喫茶店の魁になるのが茶店でしょうね。

本格的に茶店が出始めたのが室町時代だと思います。朝粥で有名な料亭が京都市内にありましてそこは元々茶店だったのが料理茶店~料理茶屋~料亭になっていったんです。

(創業一族が代々継承して運営してるレストランと考えると世界最古になります)


まぁ、それはさておき、室町の頃の京都市内はすでに市内各地に有名寺社がほぼ出そろってる状態なので各地に門前町が形成され、要所になる交差点等の付近にも茶店ができます。

京都に住む人が茶店を利用する様になりだしたのがこのくらいですね。

道中の一服やある種の寄り合い所的な使われ方もされました。

(振り売りの茶売りから発祥の「売茶流」と言う煎茶流儀もあるくらいです。)


応仁の乱の後しばらく茶店は数を減らし(有力寺社の門前とか安全確保されてる所に残った)

安土桃山時代になり数を戻してきます。

後、江戸時代を迎え明治維新後もそこそこの数がそのまま残ります。


明治に入り京都へ海外からの観光客(お金持ち)を呼び込むために洋食屋(今もこのお店あります)と珈琲豆の焙煎職人を横浜の居留地で学んだ人を呼び寄せて始めます(この珈琲焙煎所も残ってます)

最初の頃は海外客向けに宿で出していただけだったのが、東京で「カフェ」が出来始めたくらいから京都市内でも「カフェ」が出来始めます。


若い女給が居る「カフェ」と今でいう「純喫茶」のさきがけ的なお店も出来、利用者も徐々に増えていきます。

まぁ、そのうち書くとは思いますが、京都人は「濃い味」が大好きなので古い喫茶店へ行くと珈琲はすでにミルクと砂糖が入ってる状態で来ました(今はメニューに説明があってブラックでも頼めます)


WW2後になり高度成長期を迎えた頃には豪華な朝食で有名な喫茶店、ケーキやパスタ、サンドイッチが旨いので有名な喫茶店、新進気鋭の海外にまで支店だす喫茶店、凄いデカイパフェが有名な喫茶店、等のグループが京都市内に増え、そこで学んだ人が独立して喫茶店を開くって言う流れが2000年くらいまで続きます。


2000年を過ぎたくらいから「珈琲豆」や「焙煎」、「抽出」にこだわったお店と「独自のスイーツ」を前面に押し出すお店が増えだして、現在に至る訳です。


【まめ知識】

京都の喫茶店でトーストやサンドイッチ頼んで美味しければその喫茶店は「アタリ」です。

そのお店は京都で半世紀業務用パン専門のお店から購入しています。

もっと卸値の安いパンがあってもそこのパンを使ってるっていう心意気が素敵だと思いますし「こだわり」だとも思うのです。


名古屋の喫茶店は近隣にある中小企業の応接室替わりで発展し、京都、大阪の喫茶店は朝は常連の集会所、昼間はサラリーマンの休憩所、昼下がりは常連とママさんの集会所って感じなんですよね。

旅行で来られたらわざわざ「普通の喫茶店」には行かれないでしょうけど興味があればそういう感じのお店の前くらい通ってみて下さい。

ちょっと面白いですよ。

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