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手を繋いで行こうか、相棒

作者: 遥彼方

弱さよ

私はお前が嫌いだった



失敗する度にお前を呪った

後悔してはお前を憎んだ


お前のせいにして

やらずに逃げた


お前のせいにして

やる前から諦めた


お前なんて要らない

お前なんか見たくない


弱さよ

お前が憎い

お前が嫌いだ

お前なんか消えてしまえ


お前が……


お前が……




違う


……私が、だ


本当は私が憎い

本当は私が嫌いだ

本当は私なんて消えてしまえ


お前は

どろどろと醜く

胸くその悪い怪物だ


私は

そんなお前に

振り回される小な愚物だ


でもさ

本当にそうか?

それでいいのかよ?


お前がいなきゃ私は私じゃない

お前がいなきゃ世界はつまらない


お前が私を奮い立たせる

お前が上を向く勇気をくれる


お前を受け入れて

手を繋いで歩いたから

今の私があるんだぜ?


ふつふつと沸く

優しさや

愛しさ


その源はお前なんだ


なあ?

私の愛しいあいぼう(よわさ)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 拝読しました。 力強い詩ですね。 本当の弱さを知らないと、人は強くなれない。 弱さを知っているからこそ、優しくなれる。 弱さを受け入れるからこそ、成長できる。 そう感じました。
[良い点] むむ(`・ω・´)深いですね 確かに自分の弱い部分を知って、他人と共感して優しく出来る時もあるわけですし(`・ω・´) ひたすら弱い部分を隠そうとしていた時代が懐かしく感じ、そんな時代が…
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