あらすじ
注意
投稿あらすじです。
結末まで表記してあります。
ゴンドア大陸と呼ばれる地にある小国ウライバ藩王国、その入り口であるウーゴ砦のある街。
機関士見習いの少年ナランは、ウーゴ砦でドルージ機関士長の元、練習台であるサクラブライが、主力兵器〈鉄甲騎〉ではなく、正体不明の巨大動力甲冑である事を知る。
ウーゴ砦大隊長イバンは、謀反人ドルトフ将軍の軍勢と、兇賊団ゼットス一党の残党を討伐するべく、探索活動に出る。
心配する給仕娘プロイに安心するよう告げるイバンではあるが、既にドルトフとゼットスは手を組み、ウーゴを襲う計画を着々と進めていた。
同じ頃、異国の侍ダンジュウを連れた老商人アリームが、ウーゴの北にある山で出会った巨人少女モミジに驚愕しつつも、街に招待することを決める。
一方、伝令の翼人少女セレイは、駐在官ダーマスルがドルトフと内通していることを知り、敵の翼人グルズと空中戦の末、証拠の書簡を奪うが墜落、通りかかったモミジ達に助けられる。
だが、敵は行動を起こしていた。
罠に嵌り、離れた地で孤立するイバン、街に襲い来る多足鉄甲騎ヘオズズ。
襲われるナランとプロイを、モミジが救い、死闘の末、ダンジュウの助けを借りてヘオズズを倒す。
この時、敵は砦の前に集結しつつあった。
副隊長シディカは、戦力不足の中、鉄甲騎と砲撃による連携で防ぐ。
戦闘の中、ナランとプロイは潜入したゼットスと、仕掛けられた爆弾を発見し、知らせるが、それは城壁を爆破してしまう。
その隙を突いて強襲するドルトフの〈凱甲騎〉に蹂躙されると思われたとき、モミジがサクラブライを着装、立ち向かう。
しかし、不完全なサクラブライはドルトフに押される一方である。
そこに、勇気を振り絞ったナランが乗り込み、機関を起動、完全な力を取り戻したサクラブライは、ドルトフのスパルティータを討ち果たす。
戦闘が終わり、ウライバに平和が戻る中、力を合わせて勝利を掴んだ二人は、初めて顔を合わせるのだった。