-68.0話〜全てが終わった幻葬狂〜
このお話は本編の未来の話です
???視点
俺はいつものようにかつての幻想郷を見回った
博麗神社に魔法の森に霧雨魔法店に香林堂に紅魔館に
間欠泉に迷いの竹林に人里に妖怪の山に天狗の村に
無縁塚に三途の川に鈴蘭の畑に太陽の畑に
地底に地霊殿に旧都に氷の湖に妖精の楽園に
そして…命蓮寺、守矢神社に
これが俺の日常だ
一箇所一箇所回って祈りを捧げるのだ
あの世界で消えないように
それしか俺にはできない
こんなことで罪滅ぼしになるとは思っていない
でもなにかをしないと狂ってしまう、今度は現実世界も同じようなことになってしまう
自分勝手といわれても自己中といわれても仕方が無い
いったい何石年前の事だったか、あの出来事が起きたのは
最初はまたすぐに解決してみんなで馬鹿騒ぎできると思ってた
宴会でみんなで楽しめると思った
でも…その異変は俺自身だったんだ
俺がいたせいでこうなってしまったんだ
ありとあらゆる魂、生命、全てが朽ち果て、俺だけが取り残された、不老不死も含めて朽ち果てた
空気は完全になくなりみんなは破裂してしまった、土に埋めることもできないレベルに
そこらそこらでは空間の歪みが発生し、無事だった者の心臓や脳や頭が跡形もなく消え去った
こんな地獄絵図、俺は望んでいたんじゃ無い
でも、俺の意思など関係なかった
アレは俺だ、俺の形がある限りアレはまた同じことを繰り返す
俺は存在してはいけない存在だったのか?
幸せになっちゃいけなかったのか?
もう、こんなの、耐えられない、誰か、俺を殺してくれ、消してくれ、早く楽にさせてくれ、早苗…お前の奇跡ならこれくらいなんてことないだろ?今度膝枕してやるから、ぬえ、また俺をからかってるのか?早く出てこいよ、なんでも言うこと一つ聞いてやるから
『アンタのせいでこんなことになったのよ?』
分かってる、償いきれないことくらい、チャンスを与えられること自体許されないのを
『お兄様…いや、お前のせいだよ?お前のせいでフランはこんなことになったんだよ?』
すまない、守るって約束したのに、結局また約束破っちゃったな
『貴様がいると私達が不幸になる、早く地球から出ろ』
俺だって出たいさ、でもだめなんだ、でたら今度はそこがこの世界のようになってしまう
『近寄るな、お前なんか狂雅じゃない』
俺は狂雅だよ、元々俺は最低なやつだったんだ、ごめんな、騙し続けて
『**君の生きてる意味なんて無いと思います』
早苗…そうだよな、俺が生きてる意味なんてないんだ、あの時地球に降り立たなければよかったんだ、そうすればみんなは不幸にならずに
ここは全ての幻が葬られた狂った世界、幻葬狂、俺の使命は周りを無の混沌に誘いこませないようにすること、そのためにこの幻葬狂にずっと滞在すること
こんな地獄は耐えられない、でもみんなはこの数億倍もの地獄を味わってるんだ
「なんで、俺はこんな目に合わなきゃいけないんだ?早苗、ああ、そっか、昔の大罪を償うためか、そうだよな、ごめんな
和也」
貴方にとっての地獄はなんですか?
私は何も無い空間で意識があるまま寝ることも許されず、動くこともゆるされす考えることもゆるされなく、ただそこに存在していることが1番辛いです




