第61話〜紅霧異変序章、博麗の社で眠る者〜
霊夢視点
暇ね…参拝客は今日も来ないし
相変わらず博麗の社の封印は解ける気配が無いし
異変でも起きないかしらね
「よう霊夢‼︎」
この声は…魔理沙ね
「遊びに来たぜ‼︎」
「帰って」
「酷いぜ⁉︎」
本当になにもすることが無いわね…どうしようかしら
「ん?なんだあの紅い霧」
紅い霧?
あの霧…妖力を含んでるわね
「魔理沙、異変よ」
「あれがか?別に放っておいても」
「あの霧の中に含まれる妖力を感じられないの?あれだけの妖力を受けたら常人ならアウトだわ」
「じゃぁ霊夢は人間をやめたんだな」
…
「じょ、冗談だぜ、冗談だから早くその針しまうんだぜ」
はぁ仕方ない
「異変解決、行くわよ」
ーーーーーーーーーガコッ
ん?扉の開く音?
「霊夢…博麗の社が…」
「っ⁉︎開いてる⁉︎」
封印が解けたの⁉︎
でも何も感じなかったわよ⁉︎
「ふあぁぁぁ…ん?なんか紅暗いなぁ…寝覚めは…まぁまぁか、よう、今代の巫女さん、と…白黒」
「私は白黒じゃないんだぜ‼︎私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ‼︎」
「でも白黒じゃん」
「うっ…言い返せないぜ」
にしても博麗の社にはこんなヘンテコな妖怪が封印されてたの?何も感じないくらい弱っちいじゃない
「ん〜…やっぱ封印されてるかぁ…」
「そんなことよりあんた名前なんて言うのよ」
「え〜っと…この姿は赤眼だよ」
変わった名前ね
赤眼って名前の割りには赤くないし
「はぁ…こんなヘンテコな妖怪が博麗に代々受け継がれてるものだなんて…」
「ん?ヘンテコ言うな‼︎」
「とりあえず異変解決に行くわよ、魔理沙」
「じゃな、ちゃんと留守番してるんだぜ?」
あんなのいたらお荷物以外の何物でも無いわ
でも…なにか違和感があるのよね…私の勘がまるで働かないというか…なんというか




