第5話~人間だった物の形をしたナニカ~
k皆さんおはこんばんにちは
生ちょこ鮑です
今回は100%シリアスで会話も少ないです
それでもいいという心がユーラシア大陸並に広い方は
ゆっくり読んでいってね☆
第三者視点
あたいは目の前のただ一人残った人間を本気で攻撃した
能力を発動させるつもりだろうか、人間は完全に油断している
その人間の能力をあたいの全てを縛る程度の能力で封じて本気で殴った
感触的には肋骨5本と内臓4割といったところだろうか
あたいは血を吹き出しながら倒れて行く人間を無視してあのロケットの方へ向かった
そして突如その人間だった物から霊力よりも
妖力よりももっともっと禍々しい力を感じた
そしてその人間だった物の形をしたナニカが立ち上がった
あたいは始めて心の底から恐怖を覚えた
その人間だった物の形をしたナニカが変化し始めた
黒かった髪はこの世の物とは思えない程禍々しい黒へと変わり
右眼は紫から紫と黒の、混沌を表すかのような色へと変色していった
そしてそのナニカは何かを唱え始めた
聴いてはならない、そうあたいの第六感が叫んだ
そしてしばらく経つとナニカは禍々しい力と動かしていた口を止めた
あたいは嫌な予感がして伏せた
その行動は正解だったようだ
あたいが立っていた所から後方が全て、塵一つに至るまで消滅していた
「ーーーーっ!?」
あたいはようやく気がついた
こいつと戦ってはいけない、見られても、目を合わせてもいけない
あたいに残された手段はただ一つ
逃げることだ
生き残る為にはそれしか方法が無い
そしてこいつは両方の手を天に向かって伸ばした
いましかチャンスはない
そう思いあたいは全力で逃げた
すこしでも遠くへ行くために
後ろなんか振り向いてる暇はない
突如後ろから風が吹いてきた
そして、あたいの意識が遠のいた
最期に見たもの、それは
狂ったような笑みを浮かべたナニカだった
…やってしまいました
ギャグ多めにするとか言ってたのにやってしまいました
次回は!次回こそは脱シリアスしたいです
では次回も
ゆっくり読んでいってね☆