第15話〜愚かな己を壊す槍〜
みなさんおはこんばんにちは
生ちょこ鮑です
今回かなりシリアス多めです
では心がユーラシア大陸並みに広い方はゆっくり読んでいってね☆
やあ、狂雅だよ
昨日全員の名前と顔を覚えたよ
昆布ばっか食べてるのが村紗水蜜
毘沙門天代理が寅丸星
その部下っぽいのがナズーリン
あと雲居一輪と雲山
まだあってないけど幽谷響子って幽霊もいるみたいだね
ちなみに今都にいる
なんかひじりんに
『買い出しをお願いします』
って言われたから
確か買うものはメモに書いてあるはずだけど
「いらっしゃい」
「このメモにあるもの頂戴」
「まいどありぃ!」
重…なんで一気にこんなに買う必要があるのかね
「ただいまー」
あり?誰もいない
みんな出かけたのかな?
「狂雅さん!」
「あ、しょうちゃん、みんなは?」
「それが…都の陰陽師に連れて行かれました…」
都の陰陽師?
…………………………
ふん、あらかた封印でもする気だろう
勝手にすりゃあいいさ、こちと、ら…ただの…暇…潰し………………
「ひっ!?」
「ソウカ人間、貴様等ハ俺ノ大事ナ物ヲ奪ウンダナァ…アハ、アハハハハハハ」
「…」カタカタ
俺ガ聖達ノ隣二イルノハ普通デアル
「聖…」
「此処は大人しく封印されましょう」
「じゃぁお前ら、封印の準「アハハハ、ナニシテンノ?」ひぃっ!?」
「なっ!?狂雅!?」
「人間、俺ヲ本気デ怒ラセタナ」
「なんですか!?この禍々しい力は…」
「くそっ、貴様も封」
「アッハハハハ、上手二斬レタ」
ーーーーーーーーブシャアアアア
「ひっ…………」
「化物め、これでもくらえ!!!」ブン
「ソンナノ効カナ…!?此処何処ダ!?マァイイ、能力発動」
ーーーーーーーーーフッ
「かかったな」
「なっ!?体が動かな「化物、貴様にはこの場で苦しみながら封印される仲間を見せてやろう」くそっ、くそ、畜生‼︎‼︎」
「お前ら、封印するぞ」
「狂雅、私たちは大丈夫です、あとはお願いしますね」
ああ、俺は弱い
仲間を一人も助けられない上に慰められるだ?
はは、畜生
最低最悪の雑魚じゃねぇか
聖徳太子だってそうだ、その気になれば助けることが出来た
なのに俺はしなかった
………………………………
「封印は終わった、あとはこの化物だけだ」
もうどうでもいいや
…………………………………
いや、それはダメだ
俺は早苗に再会すると決めたじゃないか
俺はそれすらも放り出す気か?
ん?あれはぬえの槍?
……
破壊を司る程度の能力発動
ここにいる人間を、痛覚を極限まで与えて破壊する
「ぎ!?ぐがひしゅいfすgjsft…」
「さよなら、永久に」
ーーーーーーーーーグヂャ
「俺はこの槍に誓う、必ずぬえ達の封印を解く」
今はこの封印を壊すことはできないけど
いつか必ず
あの日々を取り戻す‼︎
サブタイトルは若干厨二っぽくつけてみました
では次回もゆっくり読んでいってね☆