エピローグ④
結局、ウサコは『天樹探偵事務所』から力づくで追い出されてしまった。寂しさを紛らわそうとしてウサギ小屋に行って、小ウサコとじゃれ合いながら小屋の掃除をする。することもなくなって日がすっかり暮れたころにウサコは寮の自分一人だけの部屋に戻った。
「!?」驚いたのは、ソコに白衣を身に纏ったミソラが窓際に立っていたから。「あっ、おかえりなさい、ウサコちゃん」
ウサコは言葉を忘れて何も言えなかった。ミソラは一体何をしに来たのだろう?
「驚くのも、無理ないよね、」舌っ足らずに言いながらミソラが近づいてくる。思わず後ずさった。扉を背にしてへたり込む。塞ぎかけていた傷が開こうとして痛い。「初対面っていうわけじゃないけど、とりあえず、自己紹介しないとね」
「え?」ミソラが何を言っているのか分からなかった。
「私は尾瀬美雲、ミソラの姉です」
言葉の意味を理解するのにウサコは時間がかかった。「……ええ!? 冗談言わないでよ」
「冗談じゃないよ、私の妹があなたに迷惑をかけたから、私も妹の愚行にちょっぴり協力したから、だから私はあなたに謝りに来たの、そしてあなたがもしよかったらルームメイトになってあげようかなって、寂しいんでしょ、ウサコちゃん」
「嘘、」目の前の美雲となる人物は、どこからどー見てもミソラにしか見えなかった。すぐに信用できない。「っていうか、あんたがルームメイトなんて絶対にお断り!」
「あれ? ウサコちゃん、なんだかキャラ変わってない?」
「ほっとけ!」
「どうどう、」美雲はウサコを宥めた。「まぁ、すぐには信じられないよね、それが普通の反応だよね、うん、大丈夫、そういう反応には慣れているから」
そう言ってから美雲は白衣の内側から様々なものを取り出した。身分を証明するものの類だ。それらが床に散乱する。免許証、住民票、学生証、パスポート、同じ顔のツーショット写真、それから尾瀬美雲名義の研究論文。複製の難しそうなものばかりだった。いや、研究論文って……、尾瀬美雲博士とか、仰々しく書いてある。
「まだ信じない?」信じる、信じないとかじゃなくて、いや、もうほとんど信じてたんだけど、むしろそういうことより『この人何者?』ってウサコは思っていた。『っていうか、そんな顔して、あんた一体何歳?』とも思った。いや、免許証の生年月日のところの西暦の欄を見るとなんとなく予想はつくんだけれど。
「秘密よ」美雲はウサコの耳に唇を近づけて囁く。なんかお酒臭かった。
ウサコは美雲の年齢を耳にして思わず言ってしまった。「もうすぐ三十じゃん!」
……。
……。
……。
……いかがでしたでしょうか?
私を苦悩させるさまざまな女の子たちのミソラ。
今日は六月九日。ロックの日。幻覚作用のあるロックンロールを聞きながら、私を苦悩させるさまざまな仕事をベッドの上に放り投げて、逃げて、特に何かをする気にもなれない深夜にミソラ編、投稿終了いたしました。
ただワードからコピペする作業が面倒くさくて気づけば投稿するだけで2週間もかけてしまった。性格です。
とにかく、最後まで読んでくださった女の子たち、私と付き合って!
いないかぁ……。いないよなぁ……。いる?
いたら、感想ください。ラブレタでもいいよ。うふっ。うわっ、痛いな、私。
……とにかくね。この物語を書いているときの私はとても情緒不安定でした。まあ、文章を読んでくれれば、普通の精神状態、普通ってなんだ? とにかく、立派なOLが書く文章じゃないと思います。でも、そのおかげでウサコというキャラクタが完成しました。もともと素養はあったんだよね、彼女。ヤンデレっつうかさ。私、好きよ、ヤンデレ。とにかく、彼女をいじめたかったんだ。というよりはなんだろ、幸せにしたかったんだよね。まだ、彼女は幸せじゃないと思うけれど、まぁ、きっとこれから幸せになるんだと思います。←適当ww
いやはや、←死後ww
とにかく、最後までお付きあいいただきありがとうございました。この私苦女の物語はまだ続きます。次は「アドバイス」編です。
よかったら、「新田クラクション、真倥管レクティファイア」も覗いてね。むしろ、こっちの方が本気で書いているから、マジで。頼むっす。読めよ、いいから、読めよ、こらっ。大好きだよっ!
あなたの心に天樹のキックが炸裂せんことを願って。ノシ。




