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(私を苦悩させるさまざまな女の子たちの)ミソラ  作者: 枕木悠
第六章 私を苦悩させるさまざまな女の子たちのミソラ
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第六章⑥

 真奈がホーム・シックにかかって布団で蹲っている、丁度その頃、『天樹探偵事務所』に住み着いてそろそろ慣れてきた麻美子は大きな欠伸をしながら制服に着替えていた。しかし、何もなく着替え終わってしまった。いつもだったらこの時間、天樹がノックもせずに扉を開けて、

『ノックくらいしろ、エッチ!』

『はあ!? 天樹の事務所なんですけどぉ、天樹探偵事務所なんですけどぉ』

 っていう無駄なやり取りがあるのだが、今日は何事もなくすんなり着替え終わってしまった。麻美子は少しだけ気がかりだ。それから五分、天樹が登校してくるのを待った。天樹は講義には出席しないが、ココには毎日やってきていた。麻美子がいるからかどうか分からないけれど土日祝日関係なしに毎日だ。

 だから、麻美子は首を傾け、事務所から出る。



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